良枝さんが『由熙』の中で書く青春の痛みは、国籍に関わりなく誰もが共有できるもの。『アンネの日記』と同じ。ユダヤ人の迫害や、在日韓国人のアイデンティティー希求という状況下で鮮やかに苦しみながら、いきいきと怒り泣き微笑んで生きる姿に感動する。
今日頂いたもう一冊のご本。いつき組句友更紗さんが寄稿された俳句とエッセイの中に、世界中のいつき組句友を訪ねて回り、山中湖の我が山小屋も訪れたいという一節が! コロナ自粛明けに何をしたいかという話題が今我が家の旬だが、これ程壮大な旅の計画は無かった、負けた! 夢は大きい方がいいね。更紗さんその折には是非、新倉山浅間公園の丘の上に建つ李良枝文学碑に映る富士山を見に来て下さい!
鳥居の中の富士山も拝めます!
お楽しみに!!