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ミセスローゼンの上人坂日記

サランサラムサルムと唱へ花は葉に


美しき芥川賞作家李良枝(イ・ヤンジ)さんの二十七回忌を記念した美しいご本をお送り頂く。




良枝さんが『由熙』の中で書く青春の痛みは、国籍に関わりなく誰もが共有できるもの。『アンネの日記』と同じ。ユダヤ人の迫害や、在日韓国人のアイデンティティー希求という状況下で鮮やかに苦しみながら、いきいきと怒り泣き微笑んで生きる姿に感動する。




今日頂いたもう一冊のご本。いつき組句友更紗さんが寄稿された俳句とエッセイの中に、世界中のいつき組句友を訪ねて回り、山中湖の我が山小屋も訪れたいという一節が! コロナ自粛明けに何をしたいかという話題が今我が家の旬だが、これ程壮大な旅の計画は無かった、負けた! 夢は大きい方がいいね。更紗さんその折には是非、新倉山浅間公園の丘の上に建つ李良枝文学碑に映る富士山を見に来て下さい




鳥居の中の富士山も拝めます!



お楽しみに!!




コメント一覧

朗善
そうなの。昔書いた物が今世に出されると、遠い昔のように思えますね。私も藍生の句誌に感想文を半年間書かせて頂きましたが、最終回は「コロナ禍の中で読む俳句」というテーマで書き、思い出に残る回になりました。
更紗
ご紹介ありがとうございます。これを書いたときは世界中がここまで大変な事態になるとは思ってませんでした。

早く特効薬が出来ますように、早く世界中が穏やかな普通の生活を取り戻しますように、妄想が妄想で終わりませんように!
いつか李良枝さんの文学碑へも鳥居のなかの文学碑へも‼
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