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ミセスローゼンの道後日記

春の鹿親しげにして近寄らず

昨今のコロナ蔓延の苦境の中でも、人は人との距離を工夫しながら社交生活を続けている。武漢シェイク(握手)といって、手を握り合わず足と足、肘と肘を打ち合わす。エアハグ、エアキスをする。思えばコロナ以前から、フェイスタイムなどで既に身体的接触の無い社交生活が始まっていた。この状況をアイザック・アシモフは『はだかの太陽』(The Naked Sun1956年)の中で未来予測してた! 
宇宙都市ソラリアは人間一人あたりロボット一万台というロボット依存社会であり、自分の領地にこもってロボットにかしずかれて暮らし、人と会う時は立体映像でコミュニケーションする。それが無菌状態で生まれ育った“宇宙人”の病気感染を防ぐ手段として書かれている!   
昼時、LAのジョンがスカイプしてきて、「ランチ食べてるじゃ僕もディナーにしよう。」と言って、画面越しにめいめいの食事をとりつつ雑談する。主人公のベイリがヒロインと立体映像でディナーをする場面と同じ。いくら美味しそうでもジョンの食べているブリトーは貰えないし、私らの味噌汁もあげられないが、それ以外は普通の会食となんら変わりはない。

「節水」
雪マークが天気予報にまだ出ているが、節水の為、水洗トイレの凍結防止穴を塞ぐ。昨日別荘の管理会社の人が水道チェックに来てくれた。水漏れはなかった。元々これらは避暑の為の別荘として建てられた。そこに四季を通じて一年中住めば水道代も四倍かかる。我家は日本人のように毎朝洗濯もしない、毎晩湯船に浸からない、自宅で車も洗わない。これ以上水を節約するとすれば、断水時の如く食器を溜めすすぎ、トイレを毎回流さず溜め流しするしかない。
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