まさをなる雪の名残に日の名残り

コロナ不安、コロナ不況で沈滞ムードの我が家。減量もマイナス4kgから動かない。アメリカの子供達の近況を聞く。今のところ無事だけど、安心は出来ない。カリフォルニアでもコロラドでもNYでも、インパーソンの授業から、リモートレッスンに切り替わっているようだ。クイーンズでアジア人バッシングが起こっているらしい。スーパーマーケットに人が行かず品薄なので、宅配食材を頼んでいるらしい。愛媛の母はぐるうぷほうむに居て美味しい食事も出るし検診もある。訪れる人も少ない。ラグナナイゲルの義母もゲートコミュニティ内に守られ大事にされている。アメリカの友人は日本がヤバイと思っているが、山の中に篭ってる我らより、都会に住む彼らの方が心配だ。

そんな不安を忘れたくて、キリル・ペトレンコ&ベルリン・フィル(ラフマニノフ交響的舞曲)を聞く。すんばらしい。生が聞きたい。昨夜は、カズオ・イシグロの『日の名残り』映画版(アンソニー・ホプキンスが執事役)を見た。名優なんだが殺人鬼レクター博士のイメージからどうしても離れられん。執事と言えばダウントン・アビーのカーソン。ジム・カーターに演じて欲しかったなあ。イギリス英語は耳に心地よい。天下泰平って気分になる。