一遍上人の生誕地宝厳寺を目指し、観光客が上人坂を登ってくる。毎日のように外国人を見かける。私が手を振ると、深々とお辞儀をしてくれる。チェロ教室の看板をマジマジと見ている人もある。ROSENというユダヤ名は、ニューヨークシティなら結構見かけるが、日本国松山では珍しいはず。薔薇の館の主というこの名を私は好きだ。今年からカタカナの本名で俳号も筆名も揃える事にした。初めて雑誌の俳句欄に載ったのが嬉しくて写真を残しておこう。
私は今は伊月庵通信と、ふらんす堂通信を読んでいる。どちらも面白く学べる。岸本尚毅先生のネット句会では、最初に投句一覧が見れる。自句が載っているかどうかの確認だが、この段階で選句をしておくと、後で先生選と比較できる。岸本先生は必要な全句に添削をして下さる。
今回、私の特選と先生の特選が同じ(犬の匂いの)句だったのが嬉しいので、勝手に載せさせて頂こう。しかも隣に私の句。膨大な葉書の束を止めてある輪ゴムの音を詠んだ。夏カンオフィスのスタッフには共感して貰えると思う。
伊月庵通信の発送を手伝う時は、輪ゴムじゃなくて、プラスチックの袋に封入する時剥がすテープの音。子規の時代にはこの音は無かったと思う。冬号の発送は手伝えなくてごめん。もうすぐニックの銀座コンサートだ。