山中湖村の山中の樅の木と楓の木(弦楽器の材料)に囲まれた、樅の木と楓の木で建てた山荘で昨年から取り組んでいた、ニックのバッハ無伴奏チェロ組曲レコーディングが遂に終了した。
やりたい事は全部やったよ、悔いはない、とニック。
四十代で作ったCDと、やりたい事はどれくらい違うの?
あの時の二倍あった。だから練習した。
今は、いかにやらないバッハを弾くかが流行っておるから、時代には逆らってるわけだが、気にしないよ。自分を信じ、自分の好きな事をするだけだ。
CD完成記念バッハ全曲リサイタルが、全国に先がけて松山で、来春決まった。
私の中でポスターのイメージがあるのだけど、だめだろうか。
紋付袴に和製チェロを抱いたニックの写真をどこかに入れて、キャッチコピーは「和音」。バッハは和音が命だから。また日本に来て俳句や富士山に影響を受けたニックが、日本人の手になる樅楓チェロで奏でるバッハの和の音、という二つの意味をかけている。そして、その下に、「ナサニエル・ローゼン バッハを弾く」と入れる。
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