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ミセスローゼンの上人坂日記

生牡蠣の饗宴島のウヰスキー


アイラ島生まれのスコッチ。「BOWMORE」とはゲール語で大きな岩という意味だけど、チェロのレッスンで必ず何度も聞くのが「 MORE BOW」(もっと弓を使って)」。だから何だか楽しい。潮の香、海の味のウイスキーをソーダ割にして生牡蠣と頂く。ニューヨークではカクテルソースかミニョネッテソース(ラズベリービネガーに刻みエシャロット)が定番だけど、私はレモン&タバスコが一番。〆はオクラスープの「ガンボ」。今夜のは牡蠣や海老が形無く煮込まれもろもろの風味と化している。タバスコをたっぷり振って。





デザートに頼んだアフォガート。冷たいヴァニラアイスが、温かいエスプレッソの海に溺れてる(affogato)のをスプーンで救う。寝る前に、「デザートの名前なんだっけ?」と聞かれ、「アフォガート」と答えたら、「僕も忘れた(I forgot)。おやすみ。」とニック。アフォガートとアイフォガットの聞き間違い。(笑)



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