鉛筆を握りしめたる蝉時雨

ちょっと嬉しい話。
いつき組マガジン、よく見たら、今月も投句してた。あまりに地味な句なので見つけられなかった。

すごく嬉しい話。
昨日大掃除したとき、ニックが買ってくれたトルコ石のネックレスがないのに気づいた。家中探し回ってもない。
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猫と暮らしてた時は、そういうことはしょっちゅうあった。テーブルの上に置いたケータイを猫が手で下に突き落とし、くずかごに入って、ゴミに出しちゃったこともあった。
今は猫いないし。
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ニックにはとても言えない。言えばきっとこういうよ。かわいそうな娘さん、よくお聞きき。新しいネックレスを君のために選ぶチャンスを僕に与えてくれてありがとう。
そして勇んでジュエラーへ行くであろう。
嬉しい、が困る。んーな金ないけん。ぶんぶく句会にも行く金もない。ご飯食べずに句会だけしてもいいですか？と聞きたいくらいない。前のツァーの時も、土産にカシミヤのバスローブ買ってきてくれた。ものすごく素敵だったが、金額を聞いて唸った。来月の家賃払えるじゃんそれ、みたいな。だから黙っているほかねー、とりあえず、日本に帰るまでは、とどんよりしてた。チョイウツだった。ところが、今日親子はいくの吟行中、玉の石にお湯かけ祈願した時、「いい俳句が詠めますように」と言ったあと、心の中で、できたら失せ物も出ますように、と言ってみたら、ほんとにネックレス出てきた！
つか、どこでなくしたか思い出した。温泉のロッカーの中。発表会の夜そのまま温泉行って忘れて帰った。二週間も前だから、もうないだろう、ある訳ない、と半ばあきらめつつ電話したらあった。玉の石。パワースポット！