ワールドカップスキー苗場から帰ると様々の物が届いていた。遂に、念願の市松人形をゲットした。この愛らしさ! 見る角度によって色んな表情が生まれる。上向き加減の唇が長女に似て、正面から見た眼差しが次女に似ている。日本人の女の子の顔を美事に写している。「名前つけなきゃ!」と言うと、間髪を入れずニックが答えた。「この顔は、ペネロペだな。」えええペネロペ?! どう見ても桜子か春子だけど、 仕方ないので、春子・ペネロペ・ローゼンと名付ける。略して春子を寝室の箪笥の上に飾る。昔は市松さんが怖かったが、今は娘のように愛しい。