塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

リーベルプレート、2部降格の憂き目に

2011-07-03 12:11:17 | 日記
 先日アルゼンチンの名門リーベル・プレートが、クラブ創立110年目にして初の

 「2部降格」

 が決定したというニュースが飛び込みましたが、僕は彼らが降格したことよりも、

 「110年」

 というリーベルが持つクラブの歴史、歩んできた時間の長さの方が驚きでした。

 1世紀を越える歴史を持つことの重みは、リーベルのファンでない僕でも充分にわかりま
すし、Jリーグは新シーズンの開幕前

 「○○年目を迎えたJリーグ」

 というコピーを打つ事が多いですから。

 リーベルは新監督にマティアス・アルメイダを起用する模様ですが、彼らが1部に昇格
し、再びコパ・リベルタドーレスの出場権を手にいれるためには、

 「付け焼刃」

 の方針では難しいでしょうね。

 リーベルはトヨタカップに1996年、1986年の2度出場していますが、印象が強い
のはやはり前者でしょうか。

 指揮官にラモン・ディアス、主力にロベルト・アジャラ、アリエル・オルテガ、フリオ・
クルスと同国代表を揃え、その先頭に立ったのが、ウルグアイの至宝

 「エンツォ・フランチェスコリ」

 でした。

 試合は0-1で欧州代表ユヴェントスの前に敗れましたが、当時はまだ駆け出しのジダンが、
敬愛して止まないフランチェスコリと同じピッチに立てることを、誉れに思う大会でもあり
ました。

 ボカのファンは彼らの

 「失墜」

 を喜んでいるでしょうが、一方で宿敵がいない寂しさをどこかで感じているかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コパ・アメリカ、アルゼンチンは初戦をドローで終える

2011-07-03 02:13:13 | 日記
 コパ・アメリカが開幕し、アルゼンチンはボリビアと1-1のドローでの開始と
なりましたが、このニュースを聞いたときの僕の第一印象は

 「ああ、コパ・アメリカが始まったんだ。」

 という人事のものでした。

 僕は日本人ですから、この試合のスコアに何も影響されないのは当然ですが、この
ニュースを聞いてようやく

 「日本が出場するはずだった大会!」

 という思いが再び込みあがってきたんです。

 ここ数日「スポーツナビ」ではメッシを始めとしたアルゼンチンの選手の談話を掲載
していて、それを僕は目にしていたにも関わらず、このような心境を抱いたのは、完全
に僕が

 「部外者」

 だからですね。

 よく考えれば五輪は1996年まで、ワールドカップは1998年まで、僕の生活とは
完全に

 「無縁」

 の代物でした。

 五輪にしてもワールドカップにしても時差の問題がありますし、僕の家には録画機能が
何もありませんから、熱心な視聴者ではありません。

 それでもコパ・アメリカのような

 「傍観者」

 でないように、ガイドには一応目を通しますし、選手の名前も把握するようにしています
が、コパ・アメリカを日本が辞退したことで、「張り合い」が無くなってしまったのでしょ
う。

 前回、前々回の王者がブラジルですが、仮にアルゼンチンで彼らの凱歌が轟いたなら、選手
だけでなくバチスタ監督は生涯祖国の人々から非難を受け続けるかもしれない。

 ホスト国というのは

 「厄介」

 な問題を抱えるものですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする