塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

実生活における転職と、宿敵に移籍するという行為

2015-12-26 01:18:52 | 日記
 欧州やオセアニアでは転職は日常の出来事と言います。

 彼らかすると

 「日本人は一つの職業に固執しすぎ」
 「どうしてこんなに多くの従業員を抱えているのか」

 疑問だと聞きました。

 これは日本経済新聞の受けおりですが、終身雇用という独特の方針と、定まらない従業員の業務体系の現れのようです、

 確かに日本はライバルで働くことを、僕を含めて「どうかなあ」と思います。

 例えば

 ソニーとパナソニック
 ビッグカメラとヨドバシカメラ
 アオキと青山

 というように好敵手に移籍する、と思う方はそういないでしょう。

 サッカーならばアシックスとミズノはその関係にありますが、1990年代十八番のサッカーを含めて低迷するアディダスは、ナイキ、コカ・コーラ、フォードと多角的な

 「ヘッドハンティング」

 で売上向上を目指しました。

 東芝やシャープも、これくらい思い切ったことをすべきなのでしょうか。

 一般企業では転職で自分の地位と報酬をアップすることとは別に、サッカーでは宿敵への移籍は凄く嫌悪されます。

 ワールド・サッカーダイジェスト2015年9月17日号で、アトレティコに移籍したジャクソン・マルティネスのインタビューが掲載されています。

 彼はすぐさま

 「ダービーでゴールを決めてくれ!!」

 とファンから懇願されたそうで、宿敵に移籍することはダービーで敵に回ることであり、ファンの心情は怒り狂うというわけです。

 バルサの指揮官エンリケ、実はレアルからバルサに移籍しながら支持を集める、非常に稀な存在です。

 古くはラウドルップやシュスター、近年はロナウドやフィーゴがレアルとバルサを往来しましたが、どこがエンリケとの差を生んだのか、正直気になりますね。
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長野県のサッカーの盛り上がりから生まれた事例

2015-12-25 00:30:58 | 日記
 我が家は夕食時、信越放送のニュースを見ることが多いのです。

 昨晩は父が

 「長谷川萌ちゃんは英語が巧いなあ。野澤温泉の海外からの観光客に英語で話しかけていたからなあ」
 「キャスターならば、英語はできて当然鴨しれがんなな」

 とつぶやいていました。

 母はたまに

 「もっと英語が上達すれば、東京五輪の時に通訳ができるかもしれないよ」

 と笑いかけますが、今の段階ではまず無理でしょうし、僕自身がその気もないのですが。

 長谷川萌さんというのは、そのニュース番組のキャスターの方なのですが、信越放送は週刊パルセイロというパルセイロのレギュラー番組を持ちますから、続いてみているファンは多いと思います。

 一方でパルセイロと山雅を軸に、男女問わずサッカー人口が増加傾向にある長野県。

 今年に夏は佐久市にある

 「信州望月温泉みどりの村 JFA公認人工芝グラウンド」

 でおいて、インテル・アカデミーのキャンプが開かれたのです。

 これは店頭においてあるフリーペーパー・コーナーにあるチラシを参照して書いていますが、インテル本部より3名のコーチが来日し、6歳かた15歳までの子供たちにサッカーを伝える。

 という仕組みが掲載されています。

 ゲストとして城彰二氏の参加、そしてインテル・アカデミー・ジャパンからもコーチが10名以上参加するとあり、かつての県内のサッカーでは考えられない豪華さです。

 加えて

 施設の充実さ
 みどり溢れる集中できる環境

 も大きいとは思います。

 佐久はパルセイロと縁がありますが、こんな時は山雅も誘ってコーチと選手を派遣して、一緒にできないものかと考えたしだいです。

 きっと子供たちはイタリア語から、外国語という存在を感じる事とおになるでしょうね。
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ウッチー、すぽるとの生出演

2015-12-25 00:22:04 | 日記
 フジテレビ「すぽると」にウッチーが生出戦の最中です。

 僕に限らず多くの男性が、彼のように一度は女性から囲まれたいと考えるでしょうね。

 ただ誤ってはいけないのは、彼が容姿だけ優れているわけではなく、選手として価値があるから騒がれる、ということです。

 イタリアですと

 アントニオ・カブリーニ
 ジャンニ・リベラ
 ロベルト・バッジョ
 パオロ・マルディーニ

 というように、技術も容姿も優れた選手がファンの喝采を浴びてきましたが、その多くが常に光を放っていたわけではないという点です。

 カブリーニならばヘイゼルの悲劇、リベラはワールドカップにおける、インテルのマッツオーラの対比で苦渋を味わいました。

 後者ふたりはワールドカップで優勝経験がありませんし、特にバッジョは今でもあのPK失敗がハイライトで流れるくらいですしね。

 ウッチーも

 1・2010年のワールドカップはエントリーのみ
 2・前年からおう吐に悩む
 3・今は怪我の治療

 というように、抱えている問題は幾つかあります。

 それでもウッチーも上記の選手たちも、人生を悲観するのではなく

 「ああ、何とかなるさ」

 と暗い表情を見せず、自分らしく生きてきました。

 そんな姿がきっと、ファンの気持ちをひきつけてやまない、そんな印象を持ちます。
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サッカーと実生活における役割分担

2015-12-24 22:23:18 | 日記
 少子高齢化に寄る事で、国内では「おじじとおばば」の数が増えていますが、その光景は僕の幼少期とは別物です。

 当時は女性が我慢していた面は相当あるでしょうし、それは祖父母の時代ならなおさらです。

 僕の祖母は僕が大学1年生のときに他界しましたが、母は彼女の発言を尊重し、その反面僕と弟の面倒を見てもらうことができました。

 今は核家族でご老体が増えても、孫や子供面倒を見る機会が少ない、同時に僕もそうですが

 「昔の風習を維持することが面倒」
 「今と昔では価値観そのものが違う」

 問考えがちですしね。

 一人暮らしの時間の使い方を満喫すれなするほど、集団生活は億劫になります。

 でも、世の女性全てが

 「外で働きたい」
 「出征をして役職を目指す」

 事を考えているわけではないでしょうし、僕のように男も出世街道から完全に逸れている人物も大勢いますよ。

 その点は考えなくてはいけませんし、かつては男女ともに

 「親夫婦と同居は当然」
 「男性は外、女性は家にいること」

 を当然と考えていました。

 つまり、昔ははっきりと役割分担できていたことが、今は混沌としているように感じます。

 サッカーで言えばブラジルで、守備を重視する第一ボランチ、より攻撃重視に振る舞う第2ボランチが、各々の役割りを認識している事と同様です。

 この分担が曖昧ですと、最終ラインを含めた守備組織の構築、効果的な攻撃が難しくなります。

 それだけ多様化というものが、犠牲を伴うという形なのでしょうか。
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日本人選手の海外移籍における価値観の変化

2015-12-24 14:12:32 | 日記
 日本代表クラスでない選手も含めると、日本人選手が海外に移籍する話は珍しくなくなりました。

 一方でこうも思います。

 「移籍金以外の置き土産を考えることも、選手がクラブに対する配慮ではないか」

 例えば2002年にレッジーナに移籍した中村俊輔。

 彼はこの時点で既に

 1・2000年JリーグMVP
 2・2000年ファースト・ステージの優勝とチャンピオン・シップを経験
 3・代表ではアジアカップで優勝し、シドニー五輪で8強

 というように、彼も含めて周囲皆が

 「日本でやるべきことは行った、だから海外に行くのは当たり前」

 という共通認識がありました。

 それはワールドカップの人選から漏れた、ということあるでしょうが、優勝、個人タイトルをクラブにささげたことで、F・マリノスの市場価値を高めた、という置き土産になります。

 でも、最近はMVPでもない、優勝経験もない、まだJ1で鍛えたほうが良い思われる選手も、海外に出かけてしまいます。

 いやな言い方ですが

 山口蛍はセレッソで優勝も個人タイトルもなく、クラブは以前J2のままブンデスリーガに出向く

 という見方は可能かと思います。

 サッカーは集団競技の上、選手が補強に口出氏はできませんから、僕の考えが通用しない側面は当然あります。

 それだけ移籍の価値観が変わってきた形ですが、手順としてはやはり中村のように

 「国内にとどまる意味はない」
 「だって、僕はMVPなんだよ、日本で2季連続MVPを目指すよりも、海外に行くよ」

 という形が自然ではないでしょうか。
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