mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

シンガポールとマレーシア

2007年07月08日 | 旅行記

 おはようございます。

 約束ですので、今日はシンガポールとマレーシアの旅行について投稿します。

 この旅は、93年7月17日から21日までの5日間の旅だったようです。

 この旅のことは、今でも鮮やかに蘇ってきます。それほど印象に強く残っています。

 まず、自宅から成田空港までのドタバタです。この旅行は、私達夫婦と母、そして、兄夫婦の5人で行ったのですが、この当時は、年寄りがいることもあり成田まで車で行っておりました。

 綿密な打ち合わせと事前の準備(初めて海外旅行に行く二人のパスポート申請も含め)を十分していたのです。

 そして、わが家の方は「いざ、出発」と自宅で兄夫婦を待っていたのですが、待てど暮らせど来ないのです。

 もちろん電話もしましたが、連絡が取れないのです。

 兄夫婦の家までは、30分くらいですが、成田の集合時間を考えると、間に合わないくらいの時間になっています。

 しびれを切らした私達は、兄夫婦の家の方へ向かうことになったのですが、お陰で自宅のすぐ近くで会うことができました。

 普通は、ここで「ああ、よかった」ということになるのですが、ここで事件が起こりました。

 そのまま、成田へ向かったのですが、母が靴を履いていないのです。

 慌てていたので、玄関に用意していた靴ではなく、草履を履いていたのです。

 しかも、あまり綺麗なものではありません。

 気がついたのが出発してどのくらいだったか正確には覚えていませんが、30分くらいは経っています。

 お陰で、途中で靴屋さんに寄ることになるのですが、母はその時に買った靴が気に入って自宅でも重宝していました。

 当事者でないと分からないと思いますが、時間が迫ることによる慌てぶりと母の靴の一件は、わが家にとっては、大笑いの種になっている本当に楽しい思い出となっています。

 成田へは、多少遅刻したと記憶していますが、たぶん、いらいらしながらの3時間だったのでしょう。

 さて、次にこの旅では、大変お得な経験をいたしました。

 母と義姉は、初めての海外旅行で飛行機の搭乗手続きの物珍しさなど最初は気分が高揚するが、6時間の旅、狭いシートなどを考えると、二人ともあまり愉快な気分にはなれないのでは?と小生は心配していたのです。

 ところが、乗ってビックリしたのですが、なんと、ビジネスクラスです。

 小生も乗ったことはなかったものですから、驚きました。

 シートの心地よさはもちろんですが、十分な空間が用意されているほか、食事をはじめとするサービスがエコノミークラスとはまったく違います。

 そのお陰で、二人とも海外旅行はこんなに快適なのかと勘違いしてしまったという副作用があったように思います。

 もっとも、小生の母は、子供じみていて最初に飛行機に乗ったのが78才くらいでしたが、「飛行機は、スーット舞い上がるようで、こんなに楽しいものとは!」と感激していましたから、あまり心配はいらなかったのかも知れません。

 ということで、ビジネスクラスの旅としても、心に残るシンガポール・マレーシアでした。

 そんなことより、現地の様子の話をすべきなのですが、写真を見ながら考えています。

 まず、到着したのはマレーシアのクアラルンプールでした。

 クワラルンプールは、広々とした緑の空間の中に高い近代的なビルとイスラム教の寺院のような建物が並ぶエキゾチックな街という印象でした。

 写真を見て思いだそうとしているのですが、最初に市内見学をしたようです。

 旗や銃を持った5人?の兵士を描いた大きな銅像の前で、にこやかにほほえんでいる我が家族の記念写真があります。

 ここは、広場なのでしょうか?

 その後には、赤い花が印象的な緑豊かな公園を歩いている写真があり、その後、イスラム教のモスクに入った写真があります。

 ここに入るには、女性は、肌を見せることができませんで、女性軍は、全員、頭にスカーフ?をかぶり、全身を覆う服に着替えます。

 その異様さは、今でも当時の話をしますと大笑いの種になりますが、小生の母などまるで「ねずみ女」です。

 まぁ、こういった細かい話は、紀行文として纏めたいのですが・・・

 今日は、時間がなくなってきました。この続きは、次回に話したいと思います。