解散含みの国会が動いている。そんな中で、郵政民営化での選挙でいわゆる小泉チルドレンなる多くの代議士が誕生した。そして今の衆議院三分二議席を獲得していた。
今の内閣も解散がそんなに遠いことではないと推定され、その選挙対策が公然と進んでいる。
今、自民党では、公認問題で大きく揺れている。特に、小泉チルドレンと言われる方たちの処遇に困っているみたいに見えます。
そして、この選挙で、三分二はなくなる可能性が取りざたされている。
私も、無理だと思う。参議院選挙で自民が負けたのには、閣僚の不祥事が相次いで露見し、信頼を失ったということが何より大きいけれど、その前に、この参議院選挙に絡んで、民主党が、自民党を追放された、造反議員を取り込もうとする動きに、あわてて、復党を認めるやり方をした。
あの時、いわば小泉チルドレンを担いだ無党派層や若者の支援を断ち切ったことになると考えます。したがって、仮に今チルドレンと大変無礼な呼び方で呼ばれている方たちが、前と同じ支持を得るとはとうてい考えられません。
また、防衛庁関係の汚職、どうしょうも無い闇の部分、これらと同じような構図が、独立行政法人の中にあるように憶測される。そして、今メスを入れようとしても、硬いガードを崩せないでいる。小泉首相の改造は、ここまで入らなければ完了しないのだと思う。つつくと出てくるのは、深くかかわる自民党との癒着となれば自民党も腰が重くて当たり前だ。でも、そこをやる、たとえば舛添さんのような毅然とした大臣の対応がみたいものだ。
