二場所出場停止になっていた朝青竜が戻ってきて、どんな反応かと思っていたが、横綱が二人揃ったということもあるのか、昨日は満員御礼の札が下がった。
そんな中で、朝青竜が敗れる一番があり、盛り上がっていた。でも朝青竜もなかなかだ。今日は横綱相撲だった。
今日の取り組みで、3番続けて立会いで横に交わして「叩き落とし」で勝負のついたのがあった。そのとき、解説者がコメントして「それが悪いとはルールにもないし、悪いことではないのだけれど・・・・これはスポーツだ。相撲は日本の伝統芸であり、お客さんは、相撲を見に来ているのだ。」といい、さらに続けて「柔道も国際化して、スポーツになったら、日本の柔道では一本にならないものまで一本に取るようになった」と嘆いていた。
私は同感だ。ただ、それなら、あの手を着いたかどうかも判らない、仕切りを改めてほしい。
柔道も、国際競技はそれとして、国内の大会では、伝統の柔道の姿を保ってほしい。国際大会にそれじゃ勝てないというかもしれない、でも日本の柔道の真価を貫いて勝てる力を養ってほしいと私は願う。