昨日の参議院選挙、選挙速報が見たくて20時少し前にテレビに向かった。なんと開票率0%で当選確実が沢山出ているのです。
出口調査で体制が判明する所も多いのだ。こんなことに面白い面白くないなんていうことも無いのだけれど、何か拍子抜けの感がある。はらはらどきどきしながら開票結果を待っていた昔が懐かしい。
まだまだ開票が残っている中で、体制は判明したし、遅くまで見ていることもなく寝てしまいました。
結果、予想通り与党の過半数割れ、いわば大敗だつた。小沢さんが政権をとった後、参議院選での勝利、民主の単独過半数獲得を広言していたのが、夢のまた夢になった。
小沢、鳩山の退陣、菅総理の誕生で支持率がぐんと上がって、その勢いで参議院選と突っ走ったのに、こんな結果だった。国民新党が議席を取れなかったのが私には痛快だった。あの亀井大臣に、郵政改革法案のレットカードを突きつけたに等しいのだから。
みんなの党が躍進したのもうれしかった。そんな予想をしていたのです。
鳩山さんの残した遺産は重たい。参議院でノーとなつたら、衆議院でも通らない。かつての自民の場合、衆議院三分の二を持っていたから何とかなったところも多かった、しかし、民主はそうは行かないでしょう。かなり野党に譲歩しなければならなくなるでしょう。
連立構想も立ちにくい状況だ。あるとすれば自民党との大連立になるのでしょうが是はかつて自民が持ちかけて民主が蹴ったいきさつがあるのだから一寸考えられない。とすると、近い将来に民意を問うという総選挙が用意されることになるのでしょうか。