手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

内閣不信任案  そしてこの体たらく

2011-06-03 18:11:57 | 政治
昨日の不信任事件?の後味のに悪さには、呆れている。ありうることとは思う。鳩山前首相の顔は丸つぶれ。菅総理は鳩山さんをほとんど問題にしていなかったのだろう。国会答弁並みの答弁で鳩山を丸めて、意気揚々の菅総理だ。鳩山さんそれとも、そんな評価は覚悟の桜だったのか。

 二人の会談にどちらからも立会人がいた。両者それぞれの立ち場を証言した。菅総理が明言(時期)しなかったのは、暗黙の了解,阿吽の呼吸みたいに受け取った鳩山と、言っていないと開き直れる菅。

 菅総理のしたたかさ、驚きを通り越す。

 あの原発視察、あれは大変なパフォーマンスだった。いち早く視察をしたという評価を得ることが重大で、その空白の時間がどれだけ重大なことにつながることなのかは問題でなかったと思う。実証できないけれど、総理が来るという中で、やりたいことも手控えていなかったといえるだろうか。三時間が限度といわれた、注水を遅らせて、水素爆発にいたらせた原因になっていないと断言できるだろうか。

 確かに未曾有の惨事だけにそんなにてきぱきといかないことは有る。でも未曾有だけに、トップダウンでの大胆な仕事があっても良かったと思う。スピード感は全く感じられない。誰がやっても同じと菅総理は言いたいのだろう。

 今、原発での汚水処理で大変なことになっている。ここは、国を挙げての総力を傾注しなければならない。東電に任せてばかりでは駄目だろう。たとえは、汚水処理の問題だって、必要な機器の調達だって、国が中心で、世界に発注しても、国家総動員でも必用なものを一刻も早く調達し、安定させるリーダーシップがほしい。

 とにかく、とんだ茶番劇を見ただけなのか。今野党だけでなく、民主党の中にも不信が募っている。このあとの国会運営も混乱することが予測できる。それだけ復興が遅れるけれど、この茶番劇での総理のこの発言が原因になることは間違いない。
コメント
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