手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

大連立  うまくいくのかな?

2011-06-07 18:41:12 | 身辺雑記
大連立が取りざたされ出した。菅首相の退陣時期が鳩山さんの怒りをかってペテン士呼ばわりされた。党内にも敵を作って、このあとの政局運営見通しが立たなくなった。震災関連の主要法案さえ、通してもらえない状況で、今頑張ったって、あの発言で協力者をなくして、復興を完全に遅らせる状況になっている。その責任は菅総理にありといわれる状況になった。こうなった以上、見栄も張ったりも捨てて、前言を取り消し、第二次補正の目途がついたときに退陣するという筋を作らなければならない。岡田幹事長が大連立を言い出したということは、菅さんもこれ以上我を張れなくなったのでしよう。

 でも話が出てきただけで、簡単には進まないと思う。自民党は連立の前提として、民主党のマニフェストの大幅見直しを要求するでしょう。

 あの菅さんの退陣時期の発言は、鳩山の沖縄基地問題の発言と同じくらい重いものになっているかもしれない。震災復興政策を進めることが出来なくなって来ている。大連立しか道が無いかもしれない。そのときは、民主党の背骨もひびが入るでしよう。

 退陣後、総選挙をやれば民主は政権与党ではなくなると思う。せめて大連立で余命をつなぎ、世論の支持回復に専念しなければならないのでしょう。

 義援金、嘗て例の無い大金が寄せられているようだけれど、まだほとんど被災者に渡っていないみたいだ。確かに、渡すまでには、一定の手続きがどうしても必要なのだから、仕方が無いかもしれない。人手が足りないのなら、全国の自治対体から応援の職員の派遣があってもいいのではないだろうか。

 とにかく、無いお金でなくあるお金を配分するのだ。一刻も早く被災者にとどけてほしい。臨時の職員を使うことだってあっていい。各市町村に今配分されている、それを被災者に渡すその事務が人が足りなくてすすまないなら、人を集めればいい。出来る人はいくらでもいるはずだ。

 ようやく夏になったけれど、原発の被害いろいろなところで、苦しめている。屋外プールは使えないところが多くなっている。思わぬところから強い放射線の検出があったりして、30K圏害だからといって、安心が出来ないところも多い。汚染水の処理早く確実にやれるように、頑張っていると思うけれど、何としてもやり遂げてほしい。工程表は見直しが必要なのじゃないだろうか。とにかく一定の目途だけでも見えるようにしてほしいものだ。
コメント
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