手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

お弟子さんに支えられての30年

2013-05-21 18:13:52 | 詩吟関係
私が詩吟の教室を立ち上げてから来年で30年になる。

 詩吟が私の人生にとって掛け替えの無いものであることをしみじみ感じている。

 38年間の教員生活が無駄だったとは言わないけれど、その教員生活にピリオドを打ってから、もう20年になる。その間、教員であったことが老後の人間関係、充実した毎日への力にはほとんどなっていない。38年間高校の教員として何とか勤め上げたという足跡はあるけれど、それが今の私を支えてくれてはいない。

 詩吟の教室を持つことになったが、初めは趣味の延長で、教室を持てば嫌でも勉強するだろうと、詩吟の下手な自分を励ますような気持ちが強かったかもしれない。それがいつの間にかお弟子さんも増え、当時所属していた象堂流のほかの先生と競い合い、励ましあう楽しさを知るようになった。

 退職後は、教室も増え、お弟子さんも一時40人を数えた。教室を持つようになってから他の教場との交流を積極的に立ち上げてきた。教室創立10周年を終えてから、独自の交歓会を毎年開いてきた。20周年の年に象堂流から別れ、新しく碌峭会として北海道詩吟連盟に所属することになった。

 北海道詩吟連盟に加盟して、今までの努力の足りなさを思い知らされ、でも、お弟子さんたちの頑張りに支えられて、もう10年になろうとしている。

 23日に碌峭会交歓吟詠会を開催する。例年通り70名近い人数での会を開催できる。一つの会がこのような大会を毎年開催するのはあまり例が無いみたいです。

 毎年順番で当番教場がいろいろの手配をしてくれるのです。今年は大変でした。まともに動き回れる人も少なくなっていて、事務的なことは私がやるとして、会の実質的中身は皆で何とか頑張って仕切るしかないのです。今年は本当に迷惑を掛けました。

 来年は30周年記念大会になります。実行委員会を立ち上げ何とかやっていただきたいと思っています。来年を区切りに、中身を縮小して、会員の交歓程度にしていくべきかもしれません。本当によく皆様協力してくれました。

 退職後の私の人生は人間関係も多彩で、とても充実している。なんといっても今もセンターや健幸クラブを含めると50人ほどのお弟子さんとの交流があるのです。こんな私ですが、付いて来てくれる会員の皆さんに感謝感謝です。
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