手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

湯川さん後藤さんに哀悼の心を捧げます

2015-02-02 19:04:35 | 無題
  日本人がこんな目に合うとは思ってもいなかった。本当に痛ましい現実で言葉もない。ただ哀悼の気持ちをささげるだけだ。

 安倍総理の中東歴訪、被災者援助の約束が口実にされているようだ。しかし、これは口実で日本も既にターゲットになっていたのだと思う。イスラム国、そんな国が勝手に作られて、意に反するものは容赦なく殺す。そんな国が出てきたのだ。

 今や支配地域は日本全土より広いという。資金は取り上げた油田と身代金だという。イスラム国の石油と知りながら買う国もあるのだ。さらにこんな国に兵器を売る国もあるのだ。

 発端はイラク戦争にあるのだと思う。それと、アラブの春と言われたあの民衆蜂起による国家の変革、それがシリアで躓いた。今も反政府軍と政府軍が戦っていいる。その国の乱れに乗じているようにも思える。

 後藤さんの件でヨルダンが中に挟まることになった。女性死刑囚と後藤さんの交換、それにバイロットの生命を担保にするというやり方、これはヨルダンも受けられないことで、いわばこのことを通して、日本とヨルダンの関係を悪くさせるのが狙いだったのかもしれない。

 世界中から国として認められていない国、交渉の窓口すらない国、従わないものは殺す。今や次々と村ごと町ごと取り上げられているのではないだろうか。

 とんでもない大きなテロ集団が生まれたのだ。これを制圧することができるのだろうか。どこを攻めたらよいのかすらも分かりずらい。テレビの画面に集団となっているところ、車の列を作って移動しているのなどが出てくるけれど、攻撃を受けるようになったらたちまちバラバラに散らばって姿をくらましてしまうのだと思う。そんな相手と戦う戦いは戦いにならない。アメリカにしても地上軍を出して片付くものなら出したいのだと思う。しかし、泥沼に入り込む危険性の方が強いように思わる。

 世界中から支援者が集まっているという。今空爆で攻撃が続けられているみたいだけれど、成果となっていない。勢力はますます大きくなっているみたいだ。

 恐ろしい。どんな事になるのだろう。イスラム国といっても、武器を製造する力はないのだ。それに武器を供給しているのはどこなのだ。

 世界中の国が一致して、イスラム国壊滅に動くしかないのだけれど。彼らと戦える軍備を備えていない国もあるかもしれない。ただ守るだけでは侵略を食い止めることはできない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする