先週は休みでした。3月第一回の健幸くらぶ詩吟、今日は5名参加でした。今日は「海に泛ぶ 王守仁」を新しく稽古しました。王守仁というより王陽明といった方が分かりが良い人です。「険夷原胸中に滞らず/何ぞ異ならん浮雲の大空を過ぐるに」と言う起句承句、「険」は険しいこと、逆境、苦しいこと「夷」は平穏なこと、順境、喜ばしいとを意味するのでしょう。自分のこれからの人生にとってそんなものは全く問題でないというのです。そして結句で「飛錫天風に下る」というのです。「仙人が錫杖をついて空吹く風に乗って歩くようにれから旅立つ」というのですが、とても豪快な表現です。この先どんなことが待ち受けようとも、全く問題でない。大海原を風に乗ってわたるように何のこだわりもなく今旅立つというのでしょう。何物にもとらわれない自由闊達な豪放な生き様が浮かび上がります。
そのあと「舟中子規を聞く」と「弘道館に梅花を賞す」をやりました。みんなとてもよくなっているのですが、これからは吟声を作る努力だと思う。
うれしい知らせがありました。小学校で詩吟を聞いていただく取組み、Sさんに仲介をお願いしていましたが、学校が今年50周年記念のため多忙で機会を作ってもらえなく来たのですが、年度末、三月に入ってからひょっとして時間が取れるかもしれないという報告がありました。まだこれからの学校の都合にかかわっていますので未定ですが、ひょっとすると実現できるかもしれません。その場合は健幸くらぶの会員もスタッフとして同行してもらい、吟を聞いてもらうようにしたいと考えています。かなり面白いものになると確信できます、楽しみです。
そのあと「舟中子規を聞く」と「弘道館に梅花を賞す」をやりました。みんなとてもよくなっているのですが、これからは吟声を作る努力だと思う。
うれしい知らせがありました。小学校で詩吟を聞いていただく取組み、Sさんに仲介をお願いしていましたが、学校が今年50周年記念のため多忙で機会を作ってもらえなく来たのですが、年度末、三月に入ってからひょっとして時間が取れるかもしれないという報告がありました。まだこれからの学校の都合にかかわっていますので未定ですが、ひょっとすると実現できるかもしれません。その場合は健幸くらぶの会員もスタッフとして同行してもらい、吟を聞いてもらうようにしたいと考えています。かなり面白いものになると確信できます、楽しみです。