手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

 老いる実感

2015-02-19 19:57:37 | 随想
  老いを実感し始めたのは75歳くらいだったと思う。そのころまでは辛くても線路の跨線橋を渡ることができた。それが一番高いところへたどり着くと足が前に行かなくなる。心臓が破裂しそうで息ができなくなっているのです。そこで立ち止まり息を整えて越える。その原因は肺気腫が進んだという事だと思いますが、同時に体力も低下していたのだと思います。

 それが80を過ぎたころになると走ったり、階段を上ることがとてもつらくなってきました。そうなると負荷のかかることは避けるようになる、それが体力を落とす結果へとつながっているそんな悪循環が始まったのです。特に、3年前薬の副作用で両足のアキレス腱が伸びなくなり、三か月ほど運動ができない状態になりました。そのあと急速に老化が進んだように感じてきました。体がとても固くなっています。体操などをしたくても始めるとたちまち心臓が止まるような胸の痛みが走って運動もできないありさまとなりました。今や歩くのもゆっくりゆっくり老婆の歩くような歩き方しかできません。

 それでも詩吟やカラオケの声を出すのはほとんど問題がないのです。やや声の伸びがなくなっていますが、問題はないのです。

 85歳にして老化をしみじみ感じるこの頃です。

 ようやく冬の峠も越え、間もなくまたパークゴルフのできる季節が来ます。今までは待ち焦がれたりしていましたがどうも今年はリハビリーのつもりで行く気になるかもしれないけれど積極的に待つ状態でない。体の硬さを実感し、これじゃパークゴルフのクラブコントロールもろくにできるはずがないと思わざるを得ません。

 でも、この老化を遅らせるには、体を動かさねばならないはずです。パークゴルフは一番手近な運動で、やっぱりおっくうがらないで少し出かけることにしようかと思う。

 避けることのできない老化、少しでも進行を遅らせる努力。いろいろやればできることもあります。頑張れ!!
コメント
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