今日から加藤君が復帰した。今日は佐々木君と安達さんが新教材に入ります。佐々木君の分の模範吟を私がやりました。安達さんの文については加藤君に模範吟をやってもらいました。
後半は先に「清平調詞 その一」を全員にやってもらい、そのあと岩見沢神宮講での吟の稽古をして終わりました。
今日は東日本大震災の6年目に当たり、テレビは朝からもっぱら追悼番組になっていた。あの日のことが私も思いだした。丁度月曜日で区民センター第5会議室で詩吟の稽古をやっているときに地震が来たのでした。区民センターの建物が大きく横揺れをして、吟を止めて収まるのを待ったのだった。そして帰宅してテレビデあの怒涛のような大津波が、目に見えるあらゆるものを木っ端のように飲み込んで荒れるのを呆然と見ていた。今日のテレビで被災者の悲しみの声が流されていたけれど、どれも胸の痛くなる話でした。被災地の現状も復旧にはなお道遠しという感じです。本当にお気の毒です。こんなことがあるのですね。文明は進んでいても、食い止めることのできない大自然の力なのですね。海岸の地層には過去の津波の痕跡がしっかり残っている。何年置きということはできないけれど、過去に何回も津波が起きているところは、これからも来る可能性が高いのでしょう。恐ろしい。懸命の対策が進められてはいるけれど、あのような津波が東京を襲ったらどんなことになるのだろう。起きてはほしくないけど、必ず起きると覚悟しなければならないのだと思う。手稲は確率が低いと思う。津波は手稲駅まで逃げれば安全でしょう。ただ、地震は防ぎようがない。ただ手稲には活断層がないようなので家がつぶれるような地震が来るようにも思えないのだけれど、こういう考えが危ないのかもしれない。