手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

碌峭会 手稲  今日の稽古

2019-02-04 19:38:30 | 詩吟関係
  昨日に変わる今日、昼頃から吹雪いてきた。みんな来れるのだろうかと心配しながら,いつもより2分ほど早く家を出た。車を走らせたら、思ったほどひどくなく何の心配もなくついた。

 教室には一人かけていたけれど7人来ていました。初めに先週持参するのを忘れた許証を授与して、西支部だより全員分コピーをして行きましたのでそれを配布して稽古に入りました。いつもの通り平和吟友会詩を 合吟してから、今日は会詩の中の言葉を理解できているかどうか確かめてみました。「詩魂の誦」の意味を聞いてみましたら理解してくれていました。又「斯道を極むるを」の「斯道」について尋ねてみましたら、何をさすかは理解できているようでしたが、改めて「詩魂の誦」を受けていて、吟道を意味するということを話しておきました。

 HIさんから稽古に入りました。富士山の素読、とても良いのですが、アクセントに対する意識が途中で抜けるところがありましたので、アクセントについてすこし話してあげました。稽古に入って、最初の伴奏から吟に入るタイミングについて少し注文を付けてあげました。二つ目の「偶成」はとても良く出来ていました。MAさん素読の途中で力が抜ける悪い癖を注意しながら進めました。依然として母音返しができなく、振り止めにならないところが二か所あり、それを何としてもできるようにしようということで頑張らせましたが、まだだめです。一度身について物を改めるのは難しい。ここを克服できればとてもいい吟になるのです。kaさんとても安定してきました。まだ少し力むところがあり、最後の方で咳込むことがあります。6月の審査ですからそれまでに克服できるでしょう。kjさん、良く稽古ができています。Tさん三月の審査です。審査には問題ない仕上がりだけれど、吟声になり切ってない。iさん今日はSさんが休みなので、先週やった吟をもう一度やってもらいました。最後KUさんに指導の稽古ということで、やらせてみました。全く注文をつけずに自由な発想でやらせてみました。すると、まず素読、自分が先導してやらせ、次に範吟ということで、区切りながら範吟をしてみんなにやらせるという進め方をしました。そして全員で 合吟をしてそれで終わりとなりました。そこで、まず範吟を区切りながらやったのはいいのだけれど、二句三息の二句目の区切りが無視されていたことについて話してあげたら理解してくれました。作者は盛唐の方といっただけで終わったけれど。この時に、唐の時代は幾つに区分されるのでしたと聞いてみました。先週の稽古の時、そのことに触れてあげていたのですから、それを触れてほしかったこと、そして同じ盛唐の有名な詩人の名前を意識させることができたらよかったと話してあげました。又、此の詩の中で出で来る「一片の氷心」について解説をしてあげて、このような詩文の一部を取り上げてみんなと理解を共有する教え方の必要を話しあげました。今日は、ここで少し時間がかかりましたので、10分ほど早かったけれど終わりにしました。
コメント
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