碌峭会 手稲 詩吟の仲間がほしい・・・

　　今日の教室ＭＡさんがカラオのボランティアに手掛けていて欠席。7名での稽古でした。それでもこれだけの仲間を揃えての詩吟の教室はそんなに多くないはずです。3月の資格審査の名簿が届きました。驚いたことに、今回は初段を受審する人が一人もいないのです。詩吟の今置かれている状況があらわです。教えたくても教えてほしい人に出会えない。詩吟という言葉すら知らない人が多くなっているはずです。

　10年前くらいだと町内会から希望者を見つけることができたけれど、今は全く絶望的です。詩吟に関心をまだ持てるのは75歳以上の方です。町内会の会合にもなかなか出てこれない方が、詩吟に出ておいでと誘っても来るわけがない。もう職場を離れているから職場での出会いはなくなっている。今の私の会の4人は老人福祉センターの詩吟講座に来られていた方です、その他二人は昼カラで出あった方です。とにかく触れ合う人がいなければ誘うこともできません。

　昔は夜間に区民センターなどで会員を募集して会を立ち上げることもできたのですが、今は詩吟の講座を開設する案内を出しても、まず応募する方は出てこないと思う。今一番可能性のあるのは、札幌各区で開催されてる、老人大学の講座に「詩吟入門」を組み込んでもらうことだと思う。市の地域振興課と話し合い、道をつけることができれは最高だと思う。これは会長とか理事長の仕事です。