秋の彼岸が来ました。いよいよ日が短くなって行くのだ。これから冬至まで本当に長く感じるのです。ともあれ季節は中秋、月の美しい時が来ました。今年の15夜は10月1日になるようです。
彼岸にはお寺で卒塔婆供養が催され、一昨年までは家内とお寺参りに行っていました。お寺ではお経の終わった後で昼食に赤飯とオデンがふるまわれます。これが結構好評で、私たちも楽しみにしていました。しかし、私も90歳に近くなり、札幌市内まで手稲から車を走らせるのが億劫になり三年前から休ませてもらってきました。札幌に転勤してきて数年後に父が他界して、その時縁あって檀家になりもう40数年になるのです。その間、母もお世話になっています。とても気さくなお坊さんで、お寺は土足で本堂に入れるつくりになっています。又、グランドピアノが檀家から贈られていて、何回か演奏を聞かせていただきました。
兄弟はいますが、檀家を引き継いでもらうわけにはいかないでしょうから、お寺じまいの算段も考えておかなければならないと思います。/div>