誰もが良く知っている詩です。春になると合言葉のように「春眠暁を覚えず」と口にする。特に我が家のようなあばら家は、冬の寒さに弱く、寒い中で体を縮めて寝ていたのが、今の気温になるととても気持ちよく寝られる。
桜の満開の地のテレビ報道が連日あります。東京では絶好の花火日和みたいで、夜桜の下で花見の酒に酔いしれている人の姿なども報道されていました。大変な人出で、華やかな花見酒、ヤッパリ日本って豊かなのですね。でも、国の借金は天文学的数字になっているみたい。
2行目の「処々啼鳥を聞く」は、目覚めたら、もうあちらこちらから鳥の鳴き声が聞こえていると言うのですが、長閑ですね。でも、よく読むと起きたのは、そんなに遅いわけでなく、もう日も昇っていたと言うところで、この時期までは暗いうちに起きていたのだと思います。起きる時間は同じでも、春はすでに日が昇っている、そんなことかもしれません。
我が家の庭には雀すらこない。鳥の鳴き声は無縁になっている。田舎で無い限り、聞こえるのは車の走る音だけと言うのが現代です。
早朝、目覚めて庭に出る、辺りから鳥の鳴き声が聞こえてくる。こんな生活をしている人もいますよね。うらやましいことです。
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