一昨日表記へ出かけてきました。 この鉄道について言葉だけは聞き知っていましたが、ほとんど知識はなく、なんとなく源流に湖沼を抱えた 渓流の脇を走る鉄道という
くらいのものでした。そしてどこを発着するのかも知りませんでした。
とても天気は良いけれどトロッコ電車で吹きさらしの状態で走る電車だから、寒いはずなので厚着をしてきなさいと連れて行ってくれる娘の言葉を聞き流してでもいつ枚余分に着て
出掛けました。
いざ出発点の駅についてみたらなんと隣町の桐生なのにびっくりしました。
とろっこ電車といっても、普通の客車のガラス窓を撤去したもので、確かに吹きさらしの座席でした。
この旅行の中で知りましたが、この鉄道はあの有名な足尾銅山の鉱山鉄道だったようです。公害事件を契機に廃線になったのをこのように新しく運行することになったようです。
今もこの列車に乗られる方は、その公害の現場を見られることが目的で足尾の駅で下車して、戻りの電車までの間に鉱山を見学してくる方も多いようでした。
また、渓谷鉄道ですから、列車の脇を勢いよく渓流が岩を噛みながら流れていると思いましたが、違いました。渡良瀬川の流れはようやく水が流れているくらいのありさまでした。
ところどころそれでも河原の荒々しい姿を見ることが出来ました。
11月ですから紅葉が進んでいてもいのですが、まだ紅葉にはほど遠い感じでした。写真を二三枚載せます。
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