ミャンマーの軍事政権とアウンサン・スーチーさんのことは知っていた。だが、これほどすごい国だとは知らなかった。
あのお坊さん達のデモ、すごいことが始まった・・どんなことになるのだろうと心配しながら、ひょっとすると、無差別弾圧になるのかなと思ったりはした。でもまさかお坊さん達のデモにそんなこともできないだろうと思っていた。
それが、起きてしまつた。お坊さん達が次々と拘束され、デモ隊に対する発砲もあり、日本人ジャーナリストが撃たれて亡くなった。
テレビの報道で知ったことだけど、ミヤンマーの政権は軍人が握っていてすべての国家機関、大企業などは、軍人の天下り先になっていて、すべての利権が軍部によって抑えられているという。
軍事力を持ち、軍人は裕福に暮らせる構造になっているとすれば、どんなことがあっても自分達の権益を放棄することは無いだろう。北朝鮮と比較してみて、違うのはデモが一応認められたということだろうか。民衆は、デモができても、たちまち国家権力で弾圧される。同じかもしれない、ただ、北朝鮮ほどに餓死する人が少ないようではある。それにしても、こんな国家が国際社会の中にしっかりと認知されているのには驚きだ。
仏教国と言われる国が、国家権力で、寺院を破壊し、僧侶を弾圧する。もはや無法国家に等しいのじゃない。
国際世論もかなり厳しくなっているけれど、どうすることも結局できないのだろう。ミャンマーの国民がかわいそうだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます