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手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

白鵬 大相撲優勝新記録を全勝で飾った

2015-01-25 18:56:02 | 相撲
 大鵬の記録を破るのは時の問題だった。でもこのような記録のかかった場所はそれなりにプレッシャーもあるはずですから大変なことだったと思いますが遂に全勝で記録を飾った。
 今日解説を聞いている中で、白鵬が入門した時、一時受け入れられずモンゴルに帰国させられるような状況が出たけれど、その時現在の親方が拾ってあげたということだった。その時の体格は特別のものでなかったという。それがこのような素晴らしい横綱に成長したのです。

 また、解説をしていた舞の海さんが「相撲はモンゴルから伝わったという話だけれど・・・」というくだりがあった。話に聞くモンゴル相撲は日本の相撲とよく似ている。ただ、相手を倒すことが勝負で、土俵から押し出すような勝負のない相撲のように聞いている。それだけに技を必要とし、同時に足腰の強さが必要になっている。

 今、モンゴル人が日本の相撲を席巻しているのは当然かもしれない。日本でも私たちの子供のころはどこのにも土俵はあり、子供の遊びの中に組み込まれていた。そんな裾野の広がりがなくなって一部アマチュア相撲が相撲としてスポーツに組み込まれているけれど、中心となる選手の多くは大学に進学し、大学を出てから入門する形になっている。大学卒で入門した選手は幕内になるまではかなり早い。しかし、そこからの伸びがない。今人気の遠藤もアマチュア期待の力士だったけれど、期待に応えられないでいる。

 大器となるような選手は20歳前後で頭角を現す。遠藤も高校卒で相撲界に入っていたらと思ったりする。モンゴル勢で大学卒業はいないのじゃないでしょうか。アマチュアでは大きな大会などで優勝したりして楽しんでこられたかもしれないけれど、一番力の蓄えられる時期でのけいこ量と質が足りないと思う。

 今の日本の状況からして、モンゴル勢を打ち破る逸材は出にくいように思う。でも、今場所は15日間連続満員御礼の札が下がった。相撲人気が盛り返してきている証しだ。白鵬の横綱としての品格は相撲を盛り立ててくれるに十分だ。そして、対抗できる力士はモンゴル勢に限られそうだ。この後,逸の城とか照マ富士が台頭してきそうな気がする。そうなったとしても白鵬を破るような力士が出てきたら、また盛り上がるはずです。

 今一番日本人力士で人気のある遠藤、もう少し強くなってくれるとますます盛り上がると思うのだけれど、これからでは大変だと思う。

 
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