もう記事にするには遅いのだけれど、武漢を震源とするこの肺炎どこまで、いつまで続くのか見当もつかない蔓延の仕方だ。
今の時代なら新しいウイルスが発見されて、処方薬がすぐにでも開発され対応できそうに思うけど、そうはいかないみたいだ。たった一人の患者が乗船していたばかりに多くの乗客に罹患が表れ、侵されているかどうかわからないが、患者とあまり近い生活のなかった方も、菌の潜伏期間の過ぎるまで下船が許されなくて船に閉じ込められている。留められていた乗客からも患者が出始めているようだ。3千数百人の乗客全員の検査をすることになるみたい。
一日も早い抗菌薬が作られるといいのだけれど、できたとしても世界中の需要に間に合わせることは難しいことだ。ところで、重傷者と軽傷者がいると報じられているが、軽症者は肺炎の症状が収まっても、コロナウイルスを保菌したままなのでしょうね。ということは、回復しても保菌者ということなのでしょうか。
武漢の街は町としての機能を失ったように見える。日本の自動車関係の工場がいくつかあるようですが、稼働させることができるのでしょうか。
また、あの広大な中国、しかし、今や高速交通網が整備されて、国中の交流が容易になっている。たった一人の乗客で豪華客船が乗客を降ろすこともできなくなる。こんな勢いの強いウイルスです。中国全土に広がらないという保証はありません。
結局今は成り行きに任せながら努力するしかないのでしょうか。私たちのところまで来ないでほしい。私は12月に肺炎で入院して対してきてはいますが、それで免疫ができたわけでないのでしょうから恐ろしい。</div>