The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

久しぶりにビオ、ビオ!

2006-07-22 23:43:14 | ワイン
なんやかんや言いながら、ビオってどないなっているのか?気になるんですね・・・
04’ラ・コンブのボーヌ・モンスニエール・ルージュ開けてみました。

このドメーヌの02’03’って、あのシャソルネイのフレデリック・コサールが総監督、シャソルネイのメンバーでグラメノンの息子オリヴィエ・リヴィエールが醸造責任者との事で鳴り物入りだったのを覚えています。

オリヴィエは二年間のみで、今は南仏で相変わらずビオっているらしいですよね!
では、04’ラ・コンブは誰が造ったのでしょう?

飲んだイメージではコサールで間違いなし!
03’ムーラン・ナヴァンのように、ブレタノミセス菌に冒されて、パーフェクトな運国斎状態ではありません!大丈夫!!

石灰岩を思わせるミネラリーな風味での幕開けです!
甘い、レッドカラントやラズベリーのピュアーなアローマ・・・
涼しげなミンティーなニュアンス!白い花のエッセンスが続きます!
04’にしては薄い色合いで、軽やかな果実!
タッチの柔らかい味わいでも、底味のグリップは見事!
十分にお出汁がきいています!
余韻も十分ですが、時間と共に気になる甘苦のフィニッシュが目立ちます。

自分としては、グラスで開いてくるというよりは、
むしろダウングレード?

始めは確かに華やかで美味しかった!
こうゆうワイン、5年後はどうなるのでしょう?

01’NSG レ・ザルジリエール シャソルネイはそのために取って置きましょう!!
ビオのワインはまだまだ分かりません!