もう随分前に飲んだワインですが、これを外すわけにはいかないでしょう!
おそらく『バルバレスコ』を初めて飲んだのはココの造り手だと思います!
今を去ること20数年前、その頃は『バローロ・ボーイズ』などという、
『バローロ』の新興勢力うんぬんなどということは未だ無くて、
『バローロ』『バルバレスコ』の造りといえば、大樽での熟成が基本!
もちろん、ステンレスタンクでの発酵や、温度調節など技術革新が進んだ時代でもありますが、
クラシックな造りが王道といわれていた時代だったわけです。
そんな『ジャコーザ』の2005年物の『バルバレスコ』と
『バローロ・ディ・セッラルンガ・ダルバ』を飲みました!
まずはこの色合いを見てください↓
同程度の濃さですが、僅かに『バルバレスコ』にはレンガ色のニュアンスがありまして、
やや『バローロ』はクリムゾン寄りでしょうか・・・
もしこれを『ブルゴーニュ』ですか?『ボルドー』ですか?と問われれば、
やはり『ブル・・・』と答える色合いですよね!
それ位の濃さのクリムゾン・レッドの色合いです。
ですから、このバローロの濃さは色の濃さではなくて、エキスすなわち内実の濃さなんですね!
香りはブラックベリーのジャムやマラスキーノ・チェリーのアロマがあって、
それを硬質なミネラルと鉄分を含んだ大地の香気が包みます。
そして甘い官能的なカカオフィズの香りやミルキーなニュアンスを伴いまして、
他のアジェンダには無いデカダンスに収束するんですね・・・
味わいの底味にはメリハリの果実と僅かなタンニンも感ぜられ、
やはり肉を焙って齧り付きたい気持ちに駆られるわけだ!
『ジャコーザ』はやはり『ジャコーザ』!
20数年変わらぬ核心的なフィネス系のバローロ造り続けていたようです!
おそらく『バルバレスコ』を初めて飲んだのはココの造り手だと思います!
今を去ること20数年前、その頃は『バローロ・ボーイズ』などという、
『バローロ』の新興勢力うんぬんなどということは未だ無くて、
『バローロ』『バルバレスコ』の造りといえば、大樽での熟成が基本!
もちろん、ステンレスタンクでの発酵や、温度調節など技術革新が進んだ時代でもありますが、
クラシックな造りが王道といわれていた時代だったわけです。
そんな『ジャコーザ』の2005年物の『バルバレスコ』と
『バローロ・ディ・セッラルンガ・ダルバ』を飲みました!
まずはこの色合いを見てください↓
同程度の濃さですが、僅かに『バルバレスコ』にはレンガ色のニュアンスがありまして、
やや『バローロ』はクリムゾン寄りでしょうか・・・
もしこれを『ブルゴーニュ』ですか?『ボルドー』ですか?と問われれば、
やはり『ブル・・・』と答える色合いですよね!
それ位の濃さのクリムゾン・レッドの色合いです。
ですから、このバローロの濃さは色の濃さではなくて、エキスすなわち内実の濃さなんですね!
香りはブラックベリーのジャムやマラスキーノ・チェリーのアロマがあって、
それを硬質なミネラルと鉄分を含んだ大地の香気が包みます。
そして甘い官能的なカカオフィズの香りやミルキーなニュアンスを伴いまして、
他のアジェンダには無いデカダンスに収束するんですね・・・
味わいの底味にはメリハリの果実と僅かなタンニンも感ぜられ、
やはり肉を焙って齧り付きたい気持ちに駆られるわけだ!
『ジャコーザ』はやはり『ジャコーザ』!
20数年変わらぬ核心的なフィネス系のバローロ造り続けていたようです!