The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

引き出物、名入り『クマゲラ ヒトミワイナリー』を飲んで、マチガイナシ!

2013-10-25 23:09:25 | ワイン
ケイコサンのデザインで『ヒトミワイナリー』の真髄を賞味してもらう。
そういう意味合いで、名入りで、引き出物として、皆さんに納めてもらいました。


『クマゲラ』は岩手県産ナイアガラ100%の造りで、
そういう意味でも、息子の披露宴の引き出物として相応しいわけだ・・・

『カリブー』はデラウエアなので、香りに加えて、酸度が良くて、
和食にもゼッタイ合うという確信があったのですが、
さてさてナイアガラは?というところでした。

結果、その心配もよそに、実に香ばしく、旨味があって、
食中酒としてもイイけれど、ワインだけでも寂しくないのにビックリ♪



その日は、『鱈ちり小鍋』を食べながら、楽しみました。
実に素晴らしい相性なんだわさ♪



引き出物に、これを選んでヨカッタ!
さっき、新郎の息子からTELがあって、美味しいね!とのこと・・・

やはり間違いなかった!

エヘン!といいたい気分・・・

ココに来て、ワインの裾野広がりつつあります。

2009 ヴォーヌ・ロマネ レ・メジェール オート モンジャール・ミュニュレ

2013-10-24 04:17:31 | ワイン
もうブルゴーニュ・ファンなら知らぬ人は居ないと思われる、このドメーヌ、
もちろん本拠地はヴォーヌ・ロマネで、表題のワインは畑名付きの、
村名のアペラシオンということになります。

実は息子の結婚披露宴に、何本かのこうしたワインを持ち込ませてもらったのですが、
その中の1本なんですね・・・



でも残念ながら、このワインを注ごうと駆け回っている内に、
お開きの時間が迫ってきて、両家代表挨拶の自分の出番になって、
とうとう半分以上残して、あとは次男坊と家飲みをしたワインとなりました。

まあそれが、スウィート・バイブレイションが功を奏したとでも言いましょうか、
持ち帰りの適度な揺れが、実に上手い事いったようで、
最高に美味しい状態になっていたんですね・・・

モンジャール伝統のフィネスはもちろんのこと、
ゴージャスな香りには、バラの花束や赤い果実のあまやかな妖艶さに包まれて、
そこには適度なスパイス感と熟成のアクセントまでのご褒美がある・・・

はじめはスルリと飲める感じでしたが、待てば濃密さが首をもたげ、
香りにもエレガンスさの上に、アニマル系のワイルドなニュアンスまで絡みつき、
実に複雑で、サマザマなことを連想させる、ブルピノ一級品にメタモルフォーゼ♪

飲み込んでいる内に、ただの村名ワインであることを、
忘れさせてしまうしまうイキオイなんですわ・・・

ココのドメーヌは嘗て、ワインのエイジングに長けて、
ある程度の熟成期間を待ってのリリースだったように憶えているけれど、
今こうして、若いワインを飲みましても、実に素晴らしい!

ハッキリ申しあげますが、
今の当主のヴァンサン・モンジャール氏の手腕には敬意を評さざるを得ません。

となれば、別なアペラシオンも飲んでみたくなったぞ!
リッシュブール?無理か(笑)

エシェゾーあたりが無かったかな・・・

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このワインは数少ないです↓



2010 プライヴェート・リザーヴ カベルネ・ソーヴィニヨン 城戸ワイナリー

2013-10-22 22:10:29 | ワイン
日本のテロワールで本格的なフランスを目指す!ココのドメーヌはそう考えている、
と言っても、あながち的外れではないでしょう。

見事なカベルネでした。

数日前の『ドメーヌ・ソガ ル・ヴァン・ナチュレ』のカベルネも美味しかったけど、
ココのはハッキリ言って負けてないでしょう。



焙煎の焦げた香りに、あまやかなカラントのアロマ、
スパイスが効いて、ブラッキーなノーズが深遠なる奥行きまで誘います。

甘いタンニンに完熟果実、酸度はホドホドだけど、
ダルさは感じない、むしろ濃厚なエキスに裏打ちされた底アジに惚れた♪

もちろん、5年の待ちで、さらに良くなる正気に帰ると来たもんだ!

欲しいけど、いつでも手に入ることは担保されてない、
ニッポンワインでこれだから、困ります。

さて、まずは飲めた心地よさに浸りましょうか・・・

で、続きはそのあと飲んだ、『97’シャトー・グリュオー・ラローズ』なのですが、
またの機会に、ではまた!

2012 ソーヴィニヨン・ブラン リュー・ド・ヴァン

2013-10-21 22:28:10 | ワイン
長男の結婚披露宴前夜、子供達が三々五々集まってきて、
並んだワインがニッポンワイン♪



ソレはもちろん、最近のパターンなので・・・

ご覧の通り、すごいラインナップなのですが、
まずはトップバッターにこの表題のワインをすえました。



まあ、ニッポン広しと言えども、
ソーヴィニヨンのティピシテをこれだけ見せてくれる造り手はいるかな・
中々いないでしょう・・・

草原の輝き、パッションフルーツ、柑橘に、白桃のニュアンス!
味わいは完熟で、余韻もニッポンワインとは思えない優れものなんですね・・・

一年の待ちで、見事に香りが立って、すばらしいですよ!
あったら探せと言いたいところだけれど、見つけるのは大変でしょう。

それだけのワインです、ハイ!

2001 シャサーニュ・モンラッシェ モルジョ クロ・ド・ラ・シャペル デュック・ド・マジャンタ

2013-10-18 23:39:27 | ワイン
明後日のお願い行脚で、カズクンの居る『ダコッタ』にお邪魔をして、
素晴らしいシャサーニュ・ルージュをゴチ!



熟成期間12年で、シャサーニュ・モンラッシェは十分なんですね・・・

色合いもエッジがマホガニーに輝いて、
その香りには漢方の香気が見え隠れするんです♪

このワイン、もう何年前のことだったでしょうか、
アーネスト・シンガー氏が来盛のおり、Tチャンマン氏の計らいで、
今は無い料亭『田N』にて、ワインを飲みながら会食したことがあったのですが、その時に話題になったのが、
『ルイ・ジャド』の傘下に入る前の『デュック・ド・マジャンタ』だったんですね・・・

もちろん白も秀逸ですが、この赤も見事なもの!

これまでのシャサーニュ・ルージュ経験で、これだけの代物は記憶には無い!
ソウ思いながらこのワインを飲みました!

重ね重ね見事でした!
カズクン、アリガトー!