東京湾のマダコ釣りは4月に富津沖、6月に横浜沖、7月から富岡沖が解禁となる。
常宿の野毛屋さんでは富岡沖の解禁に合わせてマダコ船が開始される。
待ってましたよ。
他の船宿では根周りを釣るから根掛かりが多くなり、結果タコエギのロストに繋がる。
海底にゴミを残すのが気が引けるし、何よりタコエギ2つをロストするとそれだけで2千円ほどの損出。
痛いのよ。
野毛屋さんは根が少ない平場をやるから滅多にロストがない。
お財布に優しいのよ。
2019年の数十年振りと言われた爆湧きから毎年釣れ続いてきた東京湾のマダコだけど、今年は様相が異なる。
チビタコがいないらしい。
掛かれば大物だけど、おチビがいないから数は見込めない。
昨年までに釣り過ぎて産卵数が減ったのか、それともどこかに固まって鳴りを潜めてるのか、はたまたこれまでが異常な湧きで本来の状況に戻っただけなのか分らんけど、例年とは違い厳しい釣りになりそうだ。
虎穴に入らなければ獲れるものも獲れない。
釣りでの厳しい局面にはフグ釣りで慣れてるよ。
では、東京湾産天然マダコを仕入れに行って参ります。
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