2020年初釣りは1月3日に野毛屋さんへアカメフグ。
(今年もお世話になります。)
(6時過ぎてもまだ暗いよ。)
(潮はこんな感じ。)
(2020年正月のライジングサン。)
(沖提の端から端まで流す。)
(キミかね。)
(7:39に船中1匹目。)
(南本牧に移動。)
(水路を端まで流す。)
たまにチョンとアタリが出るも掛けられないのは別の魚が突っついてる模様。
(富士山を眺めながら。)
(10:02に2匹目。)
(13:02に3匹目。)
長い沈黙からようやくの3匹目。
(13:46に4匹目。)
(ヒイカをゲット。)
ここだ、ここで獲らねばならんぞ。
(キミかね。)
(本日の釣果。)
(沖あがり。)
(竿頭シール黒バージョン。)
過去、三が日に釣りなんて初めてだ。
どんだけウズウズしてんのよ。
期待の現れか目覚まし10分前に目を覚まし、野毛屋さん5:00着で11番目。
(今年もお世話になります。)
釣り座は右舷艫2番目をチョイス。
この日はフグ船の人は少なく、アオリイカと午前アジの方がお客が多かった。
最近の釣果が厳しいからね。
宿の皆さんに年始のご挨拶をし、お年賀タオルをいただく。
宿前でユキちゃんに挨拶すると、「今年の目標は?」と聞かれる。
コモンを除いてフグ110匹と、ひとつテンヤで40cmのマダイを釣るだよ、マダイ船でよろしくね。
と宣言すると、「タイラバにしない?」とユキちゃん。
ひとつテンヤじゃ不安だってか?
いやいや、初志貫徹で達成してユキちゃんにドヤ顔してやるぜ。
(6時過ぎてもまだ暗いよ。)
船で準備をしてると陽が昇ってくる。
波・風なく天気が良いからコンディションには恵まれてる。
陽が射せば案外暖かいかもしれない。
あとは潮が効いてくれるかだな。
(潮はこんな感じ。)
結局、右舷は4名。
左舷の方がチョイ多かったから総勢10名ほどで出船。
場所が近いからエサを付けて準備しといてね、と健船長のアナウンスがある。
(2020年正月のライジングサン。)
朝イチは八景の沖提脇を流す。
根があるものの、ラインを揺すれば外れる軽いレベルの根ですよ。
誘いの中で度々カットウバリが根をかすめる感触があり、ガラや軽石のような小岩を掛けたりするのが、なかなかスリリング。
朝イチでラインブレイクはテンションが下がるから避けたいぞ。
(沖提の端から端まで流す。)
根が怖いからキャストはせずに船下狙いでゼロテンは3秒。
ひと流し目は船中音沙汰なし。
流し変えての2回目。
誘いでサクッと掛かった。
柔らかい感触だからガラや岩じゃないし、それなりに重みもある。
ゴリ巻きから抜き揚げたら、
(キミかね。)
ナマコ。
2020年の記念すべきファーストヒットはナマコでした。
この微妙な釣果をちょっと考えてリリース。
うちじゃ自分しか食べないだろうし、処理も面倒だからね。
次は活性があるヤツを掛けたいな。
ナマコに遅れること数分。
誘い上げにサクッと来ましたよ。
追いアワセからの巻きでゴンゴンくる引き、今度は間違いなくアカメだぞ。
引っこ抜いたのは中型のアカメ。
(7:39に船中1匹目。)
そこに「型見たよ」の健船長のアナウンスが掛かる。
2020年初アカメをゲットに加え、本日の船中ファーストヒットもいただきましたよ。
こいつぁ新年から縁起がいいぞ。
(南本牧に移動。)
ところが、その後が続かず南本牧に移動、国際埠頭脇の水路を流す。
以前ここをやった時には、おチビショウサイやコモンが揚がってたけど、今回は音沙汰なし。
厳しいのう。
(水路を端まで流す。)
たまにチョンとアタリが出るも掛けられないのは別の魚が突っついてる模様。
でも、その中にフグらしきアタリが混ざっているのに掛けられない。
エサが食われてるのを確認してフグだったんだと悟る。
手強いのう。
(富士山を眺めながら。)
南本牧を切り上げて八景沖に戻る。
寒いものの、陽が射してポカポカして気持ちいい。
流し変えて直ぐに船中型を見るものの、ほぼ左舷側だし、型を見た後が続かない。
でも、めげないよ。
こんな時こそゆったりと丁寧に無想の誘いを体現するのだ。
すると、サクッと来ましたよ。
(10:02に2匹目。)
ちょっと型が良い2匹目。
お客が少ないし数も揚がってないから、巻き揚げの途中から健船長がタモを手に横でスタンバってくれる。
今日は1匹が大事だからね。
このあとの打ち返しで直ぐさまアタリが出て連チャンで掛けるも、無念の巻きバレ。
その後は長い沈黙が続き、流し変えの最中にはポカポカ陽射しに寝落ち、「いいよー」のアナウンスで目を覚ます。
厳しい状況にあっても心は平静を保ち、無想の誘いを続ける。
新年から何だか禅の修行みたいだな。
3時間後。
誘い下げに触りが出る。
ここだ!と集中力をかき集めて竿先を凝視してのゼロテン。
イチ、ニー、サン、とカウントしつつアタリを待って、ゴ、で誘い上げるとサクッと来た。
(13:02に3匹目。)
長い沈黙からようやくの3匹目。
この場所では手が合っているようでアタリが1回、気配もなくエサを喰われること2回、都合3回のチャンスがあったもののこれを逃す。
今日は1匹1匹を大事にしないといけないのに、アタリが取れずにエサをヤラれたのは久しぶりだぞ。
更に、大アカメを掛けて水面下まで揚げて来たのにカットウのハリス切れでバラしてしまう。
「もったいないー」
横でタモを構えてた健船長とともに悔しがる。
きつい根掛かりを外した時にハリスが傷んでたんだろうな。
去り行くアカメの尻尾近くに掛かってたから、アワセのタイミングが遅いようだ。
渋い状況だと待ちを長く取りがちだけど、実際は魚影が薄いだけで魚の活性は良いのだろう。
アカメの活性に合った誘いのタイミングが出来てないということだな。
長くなってた待ちを改めて、当初どおりの3秒間隔に修正し、誘い続ける。
すると、誘い上げでサクッと来ましたよ。
(13:46に4匹目。)
中型が4匹揃えば食のバリエーションは確保された。
出来れば今年のアベレージ目標のために、あと2匹は欲しいな。
ところが、下げ潮が効くだろう時間になっても潮が緩くてアタリが一層遠退く。
どうにかならんかのー。
(ヒイカをゲット。)
あと2匹、あと2匹。
と念じてたのが、刻々と進む時間とともに、せめてあと1匹目、に変わる。
ゲストのヒイカを揚げた以外は何の気配もなく、いよいよ最後の流しを迎える。
ここだ、ここで獲らねばならんぞ。
雑念を振り払い無想の誘いを展開、そこに居さえすれば食うはず、と誘い続ける。
そろそろ終わりか、と思えるところでゼロテンに触りが出る。
来た!と反応して即アワセると、グーンと竿先が突っ込む。掛けた!
追いアワセからの巻き揚げでそこそこの重みと活性がある。
最後の最後に持ってるなー、と自画自賛。
抜き揚げたのは、
(キミかね。)
マダコ。
暮れの3kgものがまだ冷凍庫に残ってるけど、タコ焼きに丁度良さそうな食べ頃サイズだ。
「イカとタコが揃ったね」
と、横でタモを構えてた健船長が言い残して操舵室に戻ったところで「終了」が宣言された。
(本日の釣果。)
結果は4匹。
あと1、2匹は揚げられるチャンスがあったから、それらをしっかり獲れるようになるのが課題だな。
健船長が釣果を聞いて回って来ると、「4匹?」と先に聞かれて、うん、と頷く。
相変わらず良く見てるよね。
暫くすると船長が戻って来て、「4匹が3人でトップだよ」と竿頭シールをいただく。
えっ!?と思わず声が出るほど驚いた。
同数とはいえ、よもや頭が取れるとは思ってもいなかったよ。
(沖あがり。)
去年は健船での竿頭はゼロ。
今年2回取るぞ、と目標にしたその1回目を初釣りであっさりゲットとは。
お年玉をいただいたと思っておこうかね。
(竿頭シール黒バージョン。)
やっと手にした黒バージョンシール。
もう1枚を必ずゲットしますぜ。
今年は何だかイケそうな気がするぞ。
・アカメフグ : 4
・マダコ : 1
船中1~4
小潮
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