釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】ショウサイフグ 6/9(野毛屋) 「ギャルとお局に癒される」

2017-06-12 06:05:00 | 釣り
前回釣行の午後船でショウサイフグ初のボウズを食らい、捲土重来、1日船でのリベンジに燃えて、いざ出陣。

野毛屋さんが定休の前日木曜日の吉野屋さんがトップ50匹だったのを見て、釣れる気満々、6Lのビニール袋をいつもより余分にタックルバックに忍ばせてますよ。

1ヶ月振りの釣行で同じくヤル気満々のT1さんにピックアップいただいて、5:00ちょい前に野毛屋さんに到着。駐車カードは8番目で、釣り座は左舷舳2、3番の並びをチョイス。


(毎度です。)

受付を済ませると、ブログを読者登録させていただいているcalmさんをお見掛けし、ご挨拶。calmさんはリレーされるそうで、ご一緒できず残念。今後とも宜しくお願いいたします。
m( _ _ )m


(左がアジ・フグ船、右が1日フグ船。)

健船長の1日船には続々とお客が詰めかけ左舷は13名、右舷も同じくらい。週末並みの大盛況で、平日釣行の旨味がないですよ。白子シーズンは混むね。


(出立つ。竿も並び立つ。)

大貫沖でアンカーリングして釣り開始。
曇りで風はそよそよの丁度良い陽気に、波もなく潮も弛いから釣り易い。


(潮はこんな感じ。)

暫く誘っていると、ゼロテンの時にチョコチョコと小さなアタリが出る。が、何度アワセても掛からない。
T1さんも、何かつついてる。とアワセを入れてるけどやはり掛からないようだ。キスか?


(前日50の吉野屋さん発見。)

するとT1さんが掛けた。
グイと竿先が突っ込んで良型のようだ。船中1番じゃないの?
ところが、揚がったのは30cmクラスのアジ。それはそれで羨ましいぞ。

間髪入れずこっちも掛けたけど、残念ながらサバフグ。二人ともゲストでスタートだ。


(T1さんのアジをパチリ。いいなー。)

船長から「型見たよ。」のアナウンスがあったからポツと揚がり始めたようで、集中して竿先を見つめていると、微かな反応が出た。すかさずアワセると乗った!
ゴリ巻きして抜き揚げてショウサイフグをゲット。健船長に記念撮影してもらう。


(白子が入ってそうなプリプリですよ。)

25cmくらいの肉付きが良い1匹目。白子に備えてすぐに血抜きする。

早くに型が見れてホッとしたし、時間を置かずにT1さんもショウサイを揚げたから、50匹とはいかないまでも今日は楽な展開かな。と思いきや、アタリがパタッと止まる。


(凪で釣り易いけどね。)

潮が弛い場所から段々流れる場所に移動して探索。潮に併せてオモリを6、8、10号と上げていく。
その度に何処かでポツと出るけど、連チャンしない。ペースで言うと渋々でヤバイ状況だ。
ショウサイフグはこんなに難しかったっけ?と思うほどアタリが遠い。

ショウサイの音沙汰なく、次に揚げたのはシリヤケイカで、T1さんはイイダコ3連発。軟体系は嬉しいゲストなんだけど、赤クラゲもいてハリスにべっとり触手が付いてくるのには、めげるわー。


(チビの2匹目。長かったー。)

2匹目が来たのは4時間後。
またもや修業のような釣りになっちゃってるよ。最近このフレーズが多いなー。
船長はあちこち探索してくれて、移動の度にどこかで型は見るけど続かない。

大貫沖は東京湾口からの潮の流れが、富津岬から大貫までの海岸線に当たり、複雑に流れているそうだ。
だからこそ良い釣り場になっているのだけど、ちょっと移動しただけで、かっとび潮の場所になる。10号オモリでも止まらないから15号に替えてカットウを底に落ち着かせる。

すると、判りやすいアタリが出たけど掛けられない。


(あまりデカく見えないけど、センターガッチリでございます。)

3度のリトライでガツン!と来た。
潮の早さも手伝ってか、ギリギリと竿を絞り込む強い引きは、ハリス切れでバラしたトラフグ以来だ。
オリャ!と抜き揚げたデカショウサイは、計測したら38cm。ショウサイフグの自己記録更新だ。

健船長から、写真を撮り直すよ。と本日2度目の撮影をいただき、コイツを揚げて修業の状況が報われた感があったな。白子に備えてすかさず血抜きしてクーラーへ収める。

その後は追釣もなく、これで終了。

結果は3匹。T1さんも同数で並ばれた。
次回は後塵を拝すかもしれんな。


(捌き待ち。はみ出てるよ。)

ショックだったのは、大中小を取り揃えたこの3匹が皆メスで、0/3、0%、ナッシング、ノー白子。マジか。。。
同じ3匹でも白子2腹ゲットのT1さんは満足げだ。


(帰りましょ。)

プリプリピチピチのギャルとレコードのお局様が獲れたから良しとするか。

いつになったら満足な釣果が揚げられるのか、試練の道は先が長いなぁ。

・ショウサイフグ : 3
・サバフグ : 1
・シリヤケイカ : 1
船中0~7
大潮



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【釣】釣行前記 6/9(野毛屋)

2017-06-09 06:12:00 | 釣り
0・3・0・1・0

さて、何の数字でしょう?
そう。ここ5回の湾フグ釣行の本命釣果ですよ。

まあ、トラフグは仕方がないにしても、ショウサイを狙ってもこの貧果とは、トホホですな。


(1はこいつ。)

年始に立てた今年の目標は「ショウサイフグ釣果100匹超え」のところ、2017年も折り返そうとしている現在の累計釣果は6匹。何てこったい。
(;´д`)


(3のひとつはこいつ。)

そろそろ巻き返さなければなりませんな。と、満を持して白子シーズン真っ只中のショウサイフグに出撃。

「嵐を呼ぶ男」の本領発揮で前回の釣行予定が荒天・出船見送りになったT1さんと共に、前のめりな2人で野毛屋さんに出撃しますよ。


(出船準備中。)

と、言うことで野毛屋さん第一忠丸ナウ。


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【感】家族旅行・伊勢志摩 3日目 「やっと最終回」

2017-06-07 05:59:00 | 日記
既に旅行から2ヶ月が経過してるのに、
引っ張りに引っ張ったこのネタもやっとの最終回。釣りに行けない時の在庫として重宝しましたがね。

さて。

真珠島を後にして、鳥羽駅前の施設でお土産を購入、駅前の広場には足湯があったり、地の物を売る鳥羽マルシェなる施設もあった。


(噴水の奥に見えるのが足湯。)

どんな海産物があるかな。と、ちょいと覗いてみることにした。


(鳥羽マルシェ。)

売場には大きな水槽があり、カワハギ、ウマヅラ、メジナ、タカノハダイ、特にシマダイが目立ったけど、売られてるのはカサゴが多かった。


(シマシマが多かったよ。)

カサゴは成長が遅い根魚だけど、沢山売られてるのは、海が豊潤だからなのかな。そもそもカサゴはどうやって獲ってるのだろう。底引き網じゃなかろうし、釣りものなのか?


(カサゴが沢山。)

トロ箱にも鮮魚が沢山。
カサゴ、メジナ、マイワシ、ホウボウもいた。買った魚をその場でお造りに下ろして貰ってイートイン出来るそうだ。
店員さんが観光客の女の子に熱心に勧めてたね。


(獲れ獲れですよ。)

鳥羽からはカーフェリーで伊良湖岬に渡ってショートカットすることにした。帰りはちょっと楽させて貰いましょう。
費用は4人と車で1万円ちょい。


(フェリーの施設からパチリ。)

出船まではフェリー施設内のお土産屋を散策。
すると、ストライクな品を見つけましたよ。


(トラだね。)

先般釣ったトラと同じくらいのサイズだね。欲しいなー。と思いつつ値札を見ると、


(そうなんですね。)

ビビって手が出ませんでした。


(海はうねうね。)

伊勢湾口を横切るフェリーの乗船時間は1時間ほど。
強風でうねりがあるから相当に揺れて、飛沫が窓ガラスを叩くほどだ。遊魚船なら出船見合わせじゃないの。


(伊良湖岬に到着。)

伊良湖からカーナビに従って豊橋市内を通って東名を目指したら、渋滞に巻き込まれてショートカットのアドバンテージを消費しちゃったよ。失敗。
海沿いを通って浜松から乗るのが正解だったようだ。


(これは浜名湖です。)

夕飯は浜名湖サービスエリアで浜松ギョーザをいただいて、満足。
その後、一気にノンストップで自宅まで帰って来たよ。

3日間で総走行距離約1,100km。
愛車で初のロングドライブとなった家族旅行、「安心と愉しさを」のフレーズは伊達じゃなかったな。


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【感】家族旅行・伊勢志摩 3日目 「真珠島で勘違いを正される」

2017-06-02 06:03:00 | 日記
伊勢志摩旅行の最終日は鳥羽で遊覧船観光の予定を強風で諦め、ミキモトの真珠島観光に切り替えた。

チケットを購入したら、パールブリッジと言う橋を渡って入島する。
大人一人1,500円なり。それなりの出費ですな。


(岸から見た真珠島。)

島は防風林のためか外周に松が植えられていて、その背後に見える鳥羽湾の海の青さとのコントラストが美しい。
でも、風が強くて白波が立ってるよ。



(ミキモト創業者の御木本幸吉の像。)

島奥は広場になっていて、端には創業者の銅像が立っている。
強風の中、銅像前に並んで記念撮影。

広場の海側には観覧席があって、1時間ごとに海女さんの実演がある。


(観覧席から海女さんを見る。)

観覧席目の前の海で実演らしい。
強風でウサギが翔んでる(白波が立ってる)状況だし、まだ水温も低いだろうから、海女さんは大変だな。



すると、屋形船のような船で海女さんが登場。船の中にはストーブらしき物が確認できる。



船上の海女さんはお二人。1日何人でローテーションしてるのかな?



ザブン!と海に入って目の前で漁を実演してくれる。潜った手にはサザエがあった。
観客からは拍手。聞こえてないだろうけど見えてるかな。



強風で操船も苦労してそうだけど、それ以上に流されてる海女さんが大変だろう。すごい重労働だろうな。頭が下がります。


(施設の写真を撮り忘れた。)

実演が終わったら真珠博物館を見てまわる。
貝や真珠の実物や関連する情報が展示されていて興味深くタメになる。


(真珠が出来る貝色々。)

中でも真珠養殖の作業の実演説明では、これまで勘違いしていた知識を正して貰えた。


(タメになるなー。)

真珠は貝殻の内側がピカピカしている貝であれば造れることは知ってる。アコヤ貝だけでなく、アワビやシャコ貝でもOKだ。

その種の貝に異物が入って、痛がる貝が真珠質を分泌して異物をコーティングするから真珠が出来る。
この性質を利用して、人工的に異物の核を貝に詰めて造るのが養殖だと思ってた。


(色んな道具が揃った実演の場。)

ところが、真珠は真珠貝の外套膜と言われる外側の部分、所謂「ヒモ」と呼ばれる部分でしか造られないそうだ。
この外套膜が貝殻を作る機能を持っていて、真珠質を分泌するのもこの器官のみ。
だから、天然真珠は外套膜に異物が入った場合のみ出来、他の場所では真珠質が出ないから、真珠に成りようがない。


(天然巨大真珠。)

なので、真珠の養殖では核と一緒に切り取った外套膜の一部を貝に詰めているのだそうだ。
切り取られた外套膜の細胞は、他の貝の生体の中でも機能して真珠質を分泌し続ける。それにより核が真珠質に覆われ、養殖真珠が出来上がるそうだ。
知らなかったー。子供の頃から核さえ詰めれば真珠になると勘違いしてたよ。

それを知ると、よくその養殖の方法を見つけたものだ、と感心した。
凄いぞ、御木本幸吉。


(この方です。)

伊勢志摩サミットの際は、各国首脳の奥方たちが真珠島に来られたのはニュース映像で見た記憶がある。
関連する展示もありましたよ。




(アコヤ貝にしたサインがあった。)

昼食は博物館に併設されたパールプラザ2Fにあるレストランで。

頼んだのはアコヤ貝定食。
アコヤ貝の貝柱のフライや炊き込みご飯に伊勢うどんがセットになった、ここでしか食べれない品。


(アコヤ貝初めて食べたよ。)

貝柱はあまり大きくなくて、味も特筆するほどでもないけど、珍しいから食べる価値ありかな。


(レストランからの景色。)

色々見て、タメになって楽しかった。鳥羽に来たら見る価値ありだね。

かみさんには申し訳ないけど、やっぱりパールは買えなかった。


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