釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】ノープランからでも満足で終える (夫婦旅行・黒部・立山 2日目 最終回)

2018-07-13 06:06:00 | 日記
夫婦旅行の2日目。

黒部ダムとアルペンルートがメインイベントだったから、2日目の予定はノープラン。
ホテルで朝食後のコーヒーを飲みながらクグってアタリを付ける。

かみさんとそれぞれに行きたい場所を出して本日のコースを決めた。

まずは自分がプランした鷹狩山へ。


(緑が気持ち良い。)


(キャンプ場もあるそうだ。)

大町市の街から直ぐ近くで、アルプス連峰を望める展望台があるそうだ。

狭いワインディングロードをくねくねと上り、ホテルから30分で到着。
緑に囲まれて空気が清々しい。



(これが展望台。隣にはレストランが併設されてるよ。)

広い駐車場に停めて、3分ほど歩いて頂上に着いたけど、展望台脇に数台分の駐車スペースがあったよ。



(展望台からの風景。絶景ですな。)

展望台に昇ると遮るものがなく、ほぼ360度見渡せる。
お手軽に来れてこの眺望はお徳感が半端ないッス。



(下からはこんな景色。)

町から直ぐでこの景色、キャンプ場もあるようだし、自然に囲まれた暮らしって良いなと思うね。

ものの30分ほどで車に戻り、次はかみさん希望の場所へ向かう。



(広々した公園だ。)

安曇野ちひろ美術館。
安曇野ちひろ公園内にあって、いわさきちひろの作品が展示されている美術館だ。

いわさきちひろの母親の実家が松本で、戦時中疎開で訪れた縁から安曇野に建てられたようだ。



(こちらが美術館。)

美術館内は木をメインに使った温かみがあるお洒落な作りで、安曇野の環境にマッチしてる。

いわさきちひろは今年生誕100年だそうで、絵本は見たことがあったものの、原画やスケッチを見たのは初めてだ。



(トットちゃん広場。)

屋外のトットちゃん広場にはトモエ学園を模した電車車両の教室がある。
「窓際のトットちゃん」の挿絵はいわさきちひろだったからか。


(癒されますな。)

美術館に戻って喫茶コーナーでアルプスの山々を眺めながらコーヒーブレイク。
美術館でレンタルのスケッチセットを200円で借りて、ここで水彩スケッチをしてみましたよ。



(大王わさび園で。)

お昼は信州そばを食べたいし、お土産も買わないと、とその両方を充たせる前回来た時に訪れた大王わさび園へ。

やはり水の良さもあって、そばが旨い。
お土産に前回同様に板わさセットを買って、家でのお楽しみに。

帰り際に安曇野インター手前の産直販売のお店で買ったトマトとセロリも旨かったこと。

空気も、水も、そばも、野菜も、景色も、全てが旨い。
信州良いなー。また行きたい。
今度は夏に、かな。


🐡

【感】絶景から安らぎと癒しで1日を終える (夫婦旅行・黒部・立山 1日目)

2018-07-09 06:04:00 | 日記
旅行から1ヶ月以上経ってるのに、未だに1日目。
釣行の隙間ネタとして綴りますよ。
では。


立山・黒部アルペンルートの観光を終えて扇沢から車で移動、15分程でホテルに到着。

本日のお宿は、くろよんロイヤルホテル。
日向高原にある、黒部ダムから一番近いとされるホテルだ。
確かに環境に恵まれていて、林に囲まれた道路沿いにあるんで、気持ち良くドライブしていたら、うっかり通り過ぎるとこだったよ。


(こちら。)

チェックイン時に驚きの事実が発覚。
予約したかみさんは2食付きだと思っていたらしいが、何と、朝食のみだった。

ホテルには和食とフレンチレストランがあって、コースメニューなら提供できると、フロントでチラとメニューを見せてもらったら、一人万を超えるぞ!?
何事も無かったように冷静にメニューを閉じ、検討します。と言っておいて、部屋に着いたら早速ググリましたよ。

でも、環境が良い裏腹でホテルの近場に食事所が少ない。
いろいろ調べて、決めたのは口コミ評判が良かった、洋食レストランの「花の木」さん。


(こちら。)

ホテルから車で30分弱の距離で、東京のレストランで修行したオーナーがこじんまりとやられているそうだ。
お店の佇まいと手入れされたガーデンが雰囲気良くて好印象。

オーナー兼シェフの方は女性で、開店直後だったんでお客は我々だけ。
落ち着いたインテリアで寛げる店内、そこから見える中庭の景色も良くて、安らぎますよ。


(席からこの景色。)

シェフがサーブもしてくれるので、その都度お話しする。
コースメニューで出て来た魚料理のポアレを見て、

「皮目の感じからヒメジかな。」

と呟いたら、シェフが振り返り、その通りヒメジです。と驚いてた。

同業者か?と思われたかも知れませんが、単なる釣り師ですよ。

食後に、アラカルトを注文していた、かみさんにコーヒーをサービスいただいた。
ありがとうございました。
美味しいお料理に大満足でした。


(こちらです。)

また機会があれば訪れたいお店だ。
ホテルに食事が付いていなくて反って良かったよ。

ホテルに戻って温泉に浸かり、日頃の疲れを癒しなよ、とかみさんから許可が降りたマッサージを申し込むと、こちらでも担当の女性が営業時間を延長して残業で対応してくれた。
更に、凝りの状態からオプションメニューのヘッドスパまで勧めてくれて、実施いただけた。
ありがとうございました。

絶景を見て1日活動した終りに、それぞれ女性から安らぎと癒しをいただけた、とても有意義な日でしたよ。


🐡

【感】せめてもの首里城で汗だくになる (沖縄 2日目)

2018-07-06 06:02:00 | 日記
沖縄視察の1日目。
懇親会が退けたら23時過ぎで、既にワールドカップのポーランド戦が始まってるぞ。
盛り上がって過ごしちゃいましたね。

ホテルに戻って観戦して、決勝トーナメント進出を確かめてから就寝。
途中、試合の記憶が飛び飛びだけど、こっちは泡盛との勝負に何とか最後まで落ちずに辛勝しましたよ。


(ホテルの朝。)

翌日は10:15の便だから、その前にせめて1ヶ所だけでも観光したい。

ゆいレールで行ける範囲だと首里城しかない。と、朝イチで朝食を済ませてチェックアウト。
かりゆしウエアの通勤中の方々を横目に、県庁前駅から首里駅へ向かう。


(御菓子御殿を発見。)

駅のコインロッカーに荷物と上着を預けて、通学中の学生を横目に首里城へ。

朝とは言え、強い日差しに炙られて汗を拭き拭き徒歩10分で到着。



(裏手から入ったようだ。)

平日の8:00前だから人もおらず貸切り状態。
のんびりと見たいところだけど時間がないから、汗を拭き拭き歩みを進める。


(首里城公園の全景。)

(シーサーがお出迎え。)

首里城は10年程前、子供たちが小学校低学年の時に家族で来た。
ここで記念撮影したな、などと当時の記憶が甦る。
また家族揃って来れると良いな。



(黒い雲からポツポツと来た。)

ちょうど歓会門にさし掛かったところで雨に降られる。
お湿りは涼しくなって嬉しいけど、空は青いから天気雨だ。
傘なんて持ってないから、次の門の下で暫しの雨宿り。



(雨宿り中。)

雨が止んだら歩みを進めるけど、奉神門まで。
ここから先の御庭や正殿を見るには入場料が必要になる。
時間がないからここまでで引き揚げよう。



(ここより先は有料です。)

(中はこんな感じ。)

引き返す途中で眺望を目に焼き付け、沖縄に来た感を自身に刷り込む。
本当は海が見たいけど仕方ないね。



(遥先に海は見えるが。)

来た道を汗を拭き拭き戻り、ゆいレールの端から端まで乗って那覇空港へ。
空港のショップでお土産を買って、慌ただしく機上の人に。


(さらば沖縄。)

羽田空港で昼食を済ませて地元駅までバスで移動し、会社に着いたのが15:30。
研修明けの新人配属の発令日なんで、そのセレモニーにギリ滑り込みセーフで役目を果たせた。

その後の懇親会では、思いのほか疲労を感じていてキツかった。
首里城往復で日差しに炙られたのが効いてるよ。


(ちっちゃい古酒と、)

(もずくもある。)

家でお楽しみのためのお土産がこれ。
三線の音を思い出すね。


🐡

【感】三線と島唄と泡盛で乾杯する (沖縄 1日目)

2018-07-02 06:05:00 | 日記
那覇空港に到着。
予定より30分近く早く着いたところ、待機場が空いていないからと地上で待たされる。
そんなこともあるんだね。

空港内には航空自衛隊の那覇基地が併設されてるから戦闘機なども見れて、お徳感あり。
メカは男心をくすぐりますな。


(到着。)


(奥にジェット戦闘機が見える。)

機外に降りた瞬間にモワッとした熱気に晒される。
さすが沖縄、暑さのレベルが違うよ。
スーツの上着なんて着てられない。
当たり前か。


(那覇空港駅から。)

ゆいレールに乗って視察先に向かう。
駅から歩く道すがら浴びる日差しが暴力的だ。
これは仕事じゃなくて、リゾートでしか浴びたことがない、海とセットの日差しだよ。


(視察先の屋上から。)

視察先の方々は皆「かりゆし」を着ている。
沖縄では正装だそうで、そりゃそうだ、と頷ける。
こんな気候でスーツなんて着てられないことを身をもって体感しましたよ。

温暖化の影響か、関東でも沖縄と変わらない気温まで上がるんだから、夏は「かりゆし」にしませんかね。
国会で前向きに検討いただきたいですな。


(国際通り。)

お仕事の視察を終えたらホテルにチェックイン。
お宿は国際通りにある、ホテルグレイスリー那覇。

沖縄は3度目だけど、過去はいずれも観光でリゾートホテル泊だったから、国際通りに来たのは初めてだ。
この雰囲気は良いねー。


(お宿はこちら。)

一息ついたら、懇親会へ。
会場はホテルから徒歩3分の「あっぱりしゃん」。


(方言で「美しい・素晴らしい」という意味だそうです。)

沖縄料理で視察先の地元の方々と愉しく懇親を深めます。

お店は古民家を思わせるインテリアで、アットホームな雰囲気が落ち着くね。


(ミミガー、島らっきょう、もずく酢。)

地元の食材を使った料理は、豪華とは程遠い、素朴な沖縄の家庭料理が多いけど、そこが良いのですよ。

特に感動した品をカメラに納める。


(そうめんツユが合う。)

まず、もずくそうめん。
もずくを漬けツユに浸けてそうめんのようにツルツルといただく。
もずくと言えばポン酢しか思い着かないところに、これは新鮮な驚きだ。

国内の99%は沖縄産だそうだから、産地トレトレの良質なもずくならではのメニューなんでしょう。
もずく自体が太くて歯応えもあるから、食感も楽しめる。

こんなもずくを毎日いただけるとは、なんて贅沢なんだろうか。


(取り分け後だから寂しい見た目ですが。)

もずくの天ぷら。
少し前にテレビでも紹介されていたそうで、共に訪れた女性陣から大評判の品だ。
そとはサク、中は程よく水分を含んでトロッとしつつも歯触りを残し、鼻に抜ける磯の風味が爽やか。

海草を天ぷらにする発想がすごいな。
これは食卓のメインを張れる逸品ですよ。
感動。


(イカスミそうめんチャンプルー。)

そしてイカスミを使ったそうめんチャンプルー。
使ってるイカスミはコブシメですかね?と地元の方に聞くと、そうでしょう。とのこと。
沖縄では良く墨汁で食べると言う。

皆でお歯黒になりながらも、イカスミの旨味がそうめんに良くマッチして箸が止まりませんよ。

そうめんチャンプルーの作り方を教わったから、スミイカを釣ったら自宅で挑戦しますよ。


(ライブで三線と島唄が聞ける。)

泡盛を重て、気分が良くなった頃にライブが始まる。
お客の皆がグラスを片手に周りに集まって、島唄に合わせて手拍子と間の手を返し、合唱して盛り上がる。

知らない人同士でも乾杯を繰り返して、最後は皆で踊って一体感に包まれる。
ライブが終わる頃には皆がお友達という雰囲気になってるよ。


(同じ写真ですが、後の方がマスター。)

このライブが時間を空けて2回あって、石垣島出身のマスターの回が印象的だった。

唄の間に語りがあって、思いを伝える。
子どもの頃から日常に歌があり、両親が唄って子供たちが間の手を返すとか、皆で集まると唄って踊って盛り上がるとか。

戦時中に戦禍に見舞われた時、多くの方が親しい人を無くし、マスターのお爺さんも戻って来られなかったそうだ。
悲しみの中でも唄を忘れず、沖縄には神社やお寺がないから、皆で唄うことで親しかった人と共に盛り上がるのだと言う。
泣くのが嫌で明るく唄うということか。

そんな話を聞くと、「島人ぬ宝」が更に沁みますよ。
皆で乾杯して、一層力強く唄って踊って、大盛り上がり。

沖縄で忘れられない夜になりました。


🐡