出雲旅行の2日目。
朝食を済ませ早々にホテルをチェックアウト。
本日は機動力を活かして観光するためにレンタカーを借りる。
(お世話になりました。)
(この行程ね。)
(マップはこれ。)
(タイムスリップした感じの街並み。)
(味があるよ。)
(終点のぎんざんカート。)
(横穴も掘られている。)
(なるほど。なるほど。)
(白く光っているのが銀ですと。)
龍源寺間歩からの下りは「ぎんざんカート」は使わず、散策しながら遊歩道を歩くことにした。
(遊歩道。)
(地域猫が可愛い過ぎ。)
(清水谷精錬所跡。)
(落ち着くね。)
(ドライカレーをいただきました。)
(お世話になりました。)
グリーンリッチホテルから歩いてトヨタレンタカー出雲市駅前店へ。
本日の相棒はヤリス。
以前も借りたし、勝手知ったものよ。
(ヤリス。)
(ヤリス。)
まず目指すは石見銀山。
車の機動力を活かし、石見銀山を観光した後に日御碕神社にお参りし、宍道湖で湖畔に沈む夕日を観て、松江で乗り捨てる計画だ。
おいしいところを押さえるよ。
(この行程ね。)
石見銀山へ向かう途中の道の駅で日本海を臨む。
(本日も曇天。)
(本日も曇天。)
風が吹いて波が打ち寄せ、日本海は荒々しい印象を受ける。
長く続く砂浜が綺麗だな。
1時間ほどで石見銀山に到着。
石見銀山公園の駐車場に車を停めて、観光案内所でマップを貰い、周回している電動カート「ぎんざんカート」の時間をチェック。
すると2分後に近くのバス停に来ることが分かったけれど間に合わない。
(マップはこれ。)
「ぎんざんカート」は6名乗りのカートで空いていれば停留所以外でも乗せて貰える。
次が30分後だから歩いて街を観ながら道を下り、始発地点から乗ることにした。
(タイムスリップした感じの街並み。)
街は昔ながらの日本家屋が軒を連ねている。
平日で時間が早いこともあって人は疎らだ。
現在でも住人が住んでいる家屋もあれば、リノベーションしてお店になっているところもある。
(自販機にも木枠が。)
現在でも住人が住んでいる家屋もあれば、リノベーションしてお店になっているところもある。
(自販機にも木枠が。)
下から電動自転車で登ってくる方々とすれ違う。
石見銀山は車の乗り入れが禁止されているから、駐車場から銀山までは徒歩か、「ぎんざんカート」か、レンタサイクルかが移動手段になる。
始発地点から龍源寺間歩への道程は3.1kmあり、徒歩だと片道65分掛かる。
(味があるよ。)
街並みをつらつらと眺めながら、カートの始発地点の代官所前ひろばに着いたものの、停留所が分からない。
先にトイレに行っている隙に通りを曲がるカートを見つけ、慌てて追い掛けて乗せて貰えた。
座席数は6席で片道500円。
運転手さんが観光案内をしてくれながら街中をゆっくり走り、終点の龍源寺間歩まで行ってくれる。
(終点のぎんざんカート。)
行きは登り坂だからカートの利用が楽だ。
観光ポイントで速度を緩めて説明もして貰えるからありがたい。
終点で降りて100mほど歩いたところが石見銀山で唯一公開されている龍源寺間歩。
「間歩(まぶ)」とは「坑道」のことね。
(雰囲気あるよ。)
入坑料金は410円。
(雰囲気あるよ。)
入坑料金は410円。
天井が低いから頭をぶつけないようにヘルメットの無料貸し出しがある。
ヘアスタイルが崩れるから借りませんけどね。
(龍源寺間歩。)
石見銀山は室町時代に発見されて戦国時代に開発された銀鉱山。
2007年に世界遺産登録された。
最盛期には世界の銀の1/3近くが石見銀山から採掘されたものだったそうだ。
そうでありながら街や自然が保全されて残されているのは素晴らしいな。
(天井低い。)
龍源寺間歩に入るとひんやりする。
あちらこちらにノミで手彫りした跡が見える。
先行する団体さんにガイドさんが着いていて解説しているのを、すぐ後ろで聞きながら着いていく。
棚ぼたね。
(横穴も掘られている。)
龍源寺間歩は全長600mあるそうだけれど、公開されているのは150mほど。
当時どうやってここまでの間歩を掘ったのだろうか。
相当の苦労で多くの人々が働いたのだろうな。
(最奥。)
見学できる最奥は人ひとりが通れるくらいの幅。
相当の苦労で多くの人々が働いたのだろうな。
(最奥。)
見学できる最奥は人ひとりが通れるくらいの幅。
ライトアップされているから先まで見通せるものの、当時の心もとない灯火じゃ不安だったろうな。
(ここから出口へは登り。)
見学の最奥地点からは横穴で出口へと続く。
(ここから出口へは登り。)
見学の最奥地点からは横穴で出口へと続く。
ここは機械で掘ったのだろう。
壁面を見ると違いは一目瞭然だ。
(なるほど。)
岩にはあちこちと断裂が走っていて、そこを熱水が通過することで金属が蓄積されるのだという。
闇雲に掘るのではなく色々な条件があるのだな。
タメになります。
(なるほど。なるほど。)
出口への通路には当時の採掘の様子を記した絵と解説がある。
手掘りも大変だけど、金属の蓄積条件に水が関わっているのなら排水に骨が折れたことだろう。
桶で運んだり、竹のポンプで掻き出したり、色んな工夫をしてたのだね。
(出口。)
機械がない時代にこれほどのものを構えるなんて凄いな。
当時と同じ条件下だと、現代の我々の能力は当時の方々の足元にも及ばないのではあるまいか。
(白く光っているのが銀ですと。)
龍源寺間歩からの下りは「ぎんざんカート」は使わず、散策しながら遊歩道を歩くことにした。
(遊歩道。)
途中にある神社にお参りしてみる。
(佐毘売山神社。)
(佐毘売山神社。)
急な階段を昇ってお参りしてぐるっと一周しても誰もおらず。
御朱印は始めに寄った観光案内所で売っていると張り紙があった。
「ぎんざんカート」の乗り場を通ると地域猫がいて、カートの下に潜り込むなど運転手さんを困らせている。
(地域猫が可愛い過ぎ。)
親猫に仔猫が5匹。
駅舎を住処にしているようで人がいようがお構い無し。
仔猫らの遊ぶ姿が可愛いくて写真を撮りまくり。
癒されました。
(清水谷精錬所跡。)
遊歩道から少し外れて清水谷精錬所跡を見に行く。
明治時代に建てられた精錬所だそうだけど1年半しか操業しなかったとか。
苔むした石垣が味があるけれどどこか物悲しいね。
(清流を横に歩く。)
(清流を横に歩く。)
遊歩道を行く人はおらずかみさんと二人だけ。
川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら自然の中を歩く。
心が洗われるようだよ。
約1時間歩いてちょうど12時になったからお昼を食べてから移動しよう。
(味があるよ。)
寄ったのは群言堂石見銀山本店。
都内にも店舗がある群言堂の本店がここなのね。
築170年の商家をリノベーションして店舗とカフェになっている。
(味があるよ。)
寄ったのは群言堂石見銀山本店。
都内にも店舗がある群言堂の本店がここなのね。
築170年の商家をリノベーションして店舗とカフェになっている。
(落ち着くね。)
店舗内をぐるっと見て回ってからカフェへ。
リノベされた日本古民家が刺さるよ。
落ち着くね。
(ドライカレーをいただきました。)
ご飯を食べたら日御碕神社へ移動だ。
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