釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】親子DEエンジョイフィッシングスクール (2024/05/26 五目釣り 佐円丸)

2024-06-10 05:53:00 | JOFI神奈川

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行してサポートしつつ釣りを楽しみましょうというイベントです。

5月26日(日)に三崎港の佐円丸さんで五目釣りを開催しました。

今年初の親子釣り教室は色々な魚が釣れる五目釣りです。

イサキをメインにどんな魚が顔を見せてくれるか楽しみです。


(JOFI神奈川のホームページから。)

本日は晴天の凪。
釣り場は館山の洲崎沖で外海になるのですが、釣りやすいコンディションでしょう。

今年から開催日の3ヶ月前から釣り教室の申込みを受付ける運営に変更しました。

今回は受付け開始当日中に満員になり、キャンセル待ちになった人気の釣り物です。

6組19名の親子をインストラクター6名でサポートします。



佐円丸さんは三崎港の南端。
正面には城ヶ島が見えます。




私は左舷舳で4名のご家族を担当します。
過去に釣り教室の参加があり、陸っぱりの釣りはされるとのこと。

弟くん、お母さん、お兄ちゃん、お父さんの順に並んで座り、間を移動して釣りの基本所作をお伝えします。



東京湾口を東進して洲崎沖で釣りを開始します。

コマセと付け餌はオキアミ。
船長指定のタナまで落とし、そこから5mの範囲をコマセを撒きつつ誘います。

ファーストヒットはゴマサバ。

ご家族2人がサバを掛けるとどう揚げてもオマツリになります。

オマツリ解きに弟くんへの対応でてんやわんやしていると、お父さんがイサキの一荷を揚げました。



この日はゴマサバが多く、船中あちこちでオマツリ騒ぎ。
更に底潮の流れが違う二枚潮とあって、離れた席同士でもオマツリが発生します。

インストラクター達は忙しく立ち回って対応し続け落ち着きません。

それでも、ゴマサバを回避できると色々な魚が揚がります。

一際強い引きからお兄ちゃんが揚げたのは良いサイズのウッカリカサゴ。


(ウッカリカサゴゲット!JOFI神奈川のホームページから。)

ヒメ、ウマヅラハギ、アカイサキ、サクラダイ、メバル、キダイ、キツネダイ、マサバとご家族で10目以上を釣り揚げました。



船中では50cmクラスのマハタや40cm超えのアマダイなど、高級魚も揚がりましたよ。

いつもの東京湾や相模湾と違い、外海になる洲崎沖は魚種が豊富でどれも型が良いです。



イサキの数はそれほど出ませんでしたが、どのご家族もクーラーはほぼ満タン。

皆さん楽しんでいただけたようです。


(当日のインストラクターたち。JOFI神奈川のホームページから。)

港に帰ると、佐円丸さんから皆に朝取れのキャベツとネギトロ用マグロをお土産にいただきました。

佐円丸さん、ありがとうございました。

オマツリ対応で写真を撮る暇がないほど忙しかったですが、大漁で今年の釣り教室のスタートを切れました。

釣り教室はこれから12月まで毎月開催、7〜9月は鮎の友釣り教室も開催します。

皆さんとお会いできることをスタッフ一同楽しみにしています。


🐟

【食】ショウサイフグの刺身・湯ぶり・マヨ炒め・塩焼き・煮付け・白子ポン酢

2024-06-07 05:52:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへの火曜釣行は久々の目標アベレージ超えの16匹。
これだけあると色々仕立てられるよ。

まずは当日のお楽しみ、


(何はさておき。)

ショウサイフグの刺身。

毎度ピチットシートで水分を抜いてから下ろす。
プリッとした身と濃い旨味。
やっぱり刺身はショウサイですわ。

翌日にはメイン料理も含めていただきますよ。


(食べ応えあり。)

ショウサイフグの湯ぶり。

薄皮が着いたままの身を熱湯で10秒ほど湯がいてから氷水で粗熱を取る。
ちょい厚めに切ってポン酢でいただく。

刺身よりも噛み応えがあって、よりショウサイの味を堪能できる。

ササッと切って盛れば良いから調理の時短にもなる。
おすすめね。

シーズン真っ只中の白子は2パターンで。



(冷と温で。)

ショウサイフグの白子ポン酢と白子焼き。

白子ポン酢は爽やか、白子焼きは熱々のトロッを醤油で香ばしく、それぞれのコクを味わう。

期間限定のお楽しみね。


(お手軽に。)

ショウサイフグのマヨネーズ炒め。
通称フグマヨ。

簡単お手軽にメインを張れる料理なんで度々食卓に登場する。

フワッと柔らかなショウサイの身がマヨソースに負けずにしっかり主張する。
おかずに持って来いの品ね。


(集合写真。)

貧果が続いたんでフグ尽くしの食卓は久し振り。

これでもまだ残るんで、3日連続でいただきますよ。


(シンプルに。)

ショウサイフグの塩焼き。

ブツ切りした身に塩をして焼くだけ。
塩だけだから身の味が良く分かるものの、火を入れ過ぎるとパサつきが出ちゃう。

醤油ベースの下味を着けるのもありかな。

そして、初のメニュー。


(お初。)

ショウサイフグの煮付け。

フグ釣り10年目にして初めて仕立てた。
以前サイ鍋を仕立てたことがあるから甘辛煮汁に合うことは知っていたけど、機会がなかった。

煮付けるとふっくら、ホロッと身離れが良くてご飯がすすむ。
睨んだとおりイケますぜ。

これからちょくちょく料りましょう。


(集合写真。)

湯ぶりと白子ポン酢もいただいて、これにて完食。

数を釣るといただくのに食のバリエーションが必要になる。
今後のために新たな料理にどんどん挑戦してみようかな。


🐡

【釣】火曜日釣行で久し振りに善戦する (2024/05/21 ショウサイフグ 野毛屋)

2024-06-03 05:34:00 | 釣り
野毛屋さんへの平日釣行は初の火曜日。
いつもどおりに4:50に到着すると並びは4番目。

宿隣りの駐車場に停められて4隅確定の番手は超久し振りだ。
睨んだ通り火曜釣行は正解ではないか?

開店前に宿前で朝食のおにぎりを食べつつ旦那さんと話していると、宿並びの駐車場から異次元の釣果を揚げるMさんが現れる。
1番手だろうから、これであわ良くばと思っていた頭の目がなくなった。

名人に有利な釣り座を取られたら凡人は手も足も出ませんよ。


(毎度。)

開店して右舷艫2番目をチョイス。

1日艫側有利なんで空いていても舳は見送り艫側を取る。
前回は不利な舳を取って撃沈したからね。

Mさんは左舷大艫だから並びに座るの避けた。
隣だと釣果を持って行かれちゃうからよ。


(本日は第十忠丸。)

船に乗り込むと右舷は7名で総勢15名。
それに加えて出船がないユキちゃん船長がお立ち台で釣りをする模様。

余裕の釣り座で伸び伸びと釣りができるのは有り難い。
前回は満員近かったし。

火曜釣行いいわ。


(出船。)

出船して東進するものの針路が北寄りだ。
釣り場は大貫じゃなくて富津か?

睨んだとおり富津沖で釣り開始。

風はそよそよで海面は穏やかな凪。
潮が緩いからオモリは8号ナツメのノーマルカットウでスタート。


(釣り開始。)

緩い潮は後方やや左舷寄りに流れている。

優しく丁寧に誘い、ゼロテン5秒で待つ。
この潮ならアタリを見逃さないぞ。

型見たよアナウンスがあるも左舷側。
多分Mさんだろうな。
右舷側は音沙汰なし。

場所変えしても型を出すものの後が続かない。

モーニングサービスの盛り上がりがないまま集中して誘い続ける。


(鴨が泳いでるけど海ですよ。)

潮がないからフグは積極的に食わないのだろう。
こんな時は一層丁寧に誘わないとね。

暫くすると隣の大艫の方がショウサイを揚げる。

来たな。
群れていれば続けて来るかも。


(潮はこんな感じ。)

期待して竿先を見つつの誘い下げで微かな違和感をキャッチ。

触ったね。
いるね。

気配を察してゼロテンの竿先に集中しつつカウントダウン。
1、2、3、4、5で優しくシャクるとサクッと掛けた。

そのまま腕を挙げて追いアワセを入れて巻きに入るとブルブル来る手応えで横走りする。

これはショウサイだ。

ゴリ巻きして引き戻し、水面に揚げたらブチ抜く。


(8:06に1匹目。)

そこそこ型が良いショウサイフグだ。

繊細なアタリと掛けると走る小気味良い釣り味がショウサイの楽しさだ。

ここからポツポツと掛ける。
いずれも気配を察知して微かなアタリを取った。

楽しいぞ。


(9:00に5匹目。)

5匹目を揚げたところで潮止まりを迎えて富津から移動。

この時点でユキちゃんは3匹しか釣れていないそうで、いつもはダブルスコアで離されるのに珍しくリードしているぞ。
ユキちゃんは一番不利な釣り座だからね。


(凪だね。)

続いては大貫沖。

潮がないから誘いは一層優しく、待ちは長めに、アワセ幅は小さくを心掛ける。

集中して誘い続けると、周りが沈黙する中、ポツポツとコンスタントにショウサイフグが獲れる。

前回釣果が1匹で凹んでいたのだけど、潮先を押さえられれば、異次元とはいかずともそれなりの結果を出せるのよ。

そんな中、ガツン❗の手応えで掛けたのは今日イチのサイズ。
横走りもサバかと思うほどの勢いだ。
浮かせて、よっこらしょと引き抜いたのは尺超えサイズ。


(7匹目は30cmオーバー。)

どれも型が良いところ、これがオスだったら白子もデカイでしょう。

釣れたフグはそのまま海水氷のクーラーへイン。
美味しくいただくためにこれからの季節は大事ですよ。


(大貫沖。)

右舷では間違いなくトップで、異次元の左舷大艫のMさんやお立ち台のユキちゃんが釣る姿が見えないから心を乱されることなく集中できる。
結果が出ているし、メンタル的に伸び伸びと釣りができているよ。

釣りって案外メンタルスポーツなのよ。


(11:37に10匹目。)

右舷で気を吐き、時速2.5匹ペースで追釣してツ抜け達成。

前回が1匹だったから10倍返しだ。

更にここから相性が良い場所に当たって加速する。

暫し誘うとアタリが出る。
キャストから寄せる途中で掛ける。

イケイケの無双モード発動で右舷で我が世の春ですぜ。

1時間ほどで5匹を追加する。
ダブルツ抜けイケるんじゃね?


(12:45に15匹目。)

ところが場所変え後、お余りエサを使おうとチラシ仕掛けに変えた途端、ピタッとアタリが止まる。

フグ釣りではこれも度々あること。

潮が残っていて、これまでと同じ誘いをしているはずなのに何かがズレてしまったのか見向きもされない。


(場所変えで無双終了。)

2回目のエサをお代わりし、ノーマルカットウに戻しても状況は変わらず。

終了10分前にやっと1匹を追加して、連チャンあるかと気合いを入れて打ち返したものの時間切れ、沖あがりを迎えた。


(沖あがり。)

結果は16匹。

最後の2時間で大失速。
状況変化にアジャストできないのはまだ引き出しが足らんのだろうね。

ショウサイフグはどれも型が良くてクーラーが8割り埋まるほどだよ。


(本日のフグ。)

トップはMさんで25匹。
ユキちゃんは21匹。
自分が船中3番手かな。

ユキちゃんには途中までリードしていたのに大貫で逆転され、離された。
まあ、異次元の方々と張り合えただけでも満足ですよ。

いつかは異次元に行けるかね?


・ショウサイフグ : 16
・サバフグ : 1 (リリース)
・キス : 1
船中1〜25
大潮


🐡