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熊本地震から1カ月

2016-05-15 16:02:18 | 日記

 未曾有の災害をもたらした熊本県を中心にした一連の地震は今日で1月。時の経過とともに少しずつではあるが、日常生活へと戻りつつあり、明るい動きもみられる。

 一連の地震で被災し、一部の営業を休止していたホテルでは、結婚式場の再開とともに3組のカップルが結婚披露宴を開いた。

 熊本市で唯一つの老舗デパート「鶴屋百貨店」も食品売り場や化粧品売り場などがある本館を再開した。4月15日に営業停止して以来の再開に、再開を待ちわびていた買い物客が、多数訪れたとニュースが出た。

 熊本城とならび熊本観光のシンボルでもある 熊本市中央区の「水前寺成趣園」(通称水前寺公園)では、地震の後、湧き水が止まり池の水が干上がってしまったが、また湧き出しているのが確認され、徐々に池の水が増えているそうだ。公園では16日から5月末まで無料で公園を開放するという。

 一方で、今なお1万人を超える方々が、避難所やテント、自動車で不安な生活を送られている。その苦しみはいかばかりだろう。心が痛む。

 各地の公営住宅や公務員住宅の一部が被災者に開放されているが、申込者が多く抽選倍率は90倍に達したところもある。熊本市で初めての仮設住宅の建設が城南町に決まったようだが、1日も早い完成を待地兼ねている被災者は多い。被災者がひとまず安心できる住宅の確保は喫緊の課題。さらなる仮設住宅の建設の1日も早からんことを望むばかりだ。

 地震活動は依然として活発だ。震度1以上の地震の回数は1450回を超えた。この余震、全体としては減少傾向にあるようだが、夜中に何回も大きな揺れに目を覚ます日々はいつまで続くことだろう。睡眠不足とおおきな地震に対する不安で身も心も疲れてしまう。

  地震発生から1月後の14日、気象庁は「地震活動は全体として減少傾向にある」とする一方で、熊本、阿蘇地方では震度6弱程度、大分県中部では震度5強程度の余震に少なくとも今後1カ月は注意するよう呼びかけた。記者会見した同庁地震津波監視課の青木元課長は、過去の九州での地震の傾向から、これまでに地震が発生していない地域も含め、熊本、大分両県では「少なくとも2カ月は震度6弱以上の揺れが起こる可能性も否定できない」と指摘した。

 これからもまだ、1月から2月程度、地震の収束を待たなければならないとは、神様の与えた試練だろうかと、うらめしくさえ思えてくる。


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