毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

クリニック3軒を掛持ち

2016-04-29 14:21:36 | 日記

 地震にかまけて薬のことを忘れていた。年を重ねるごとにお医者さまとの付き合いが多くなっている。

 先にブログに書いた喉頭の腫瘍、良性とはいうものの少しだが大きくなってきた。薬がかがせない。1か月ごとに診察を受け、薬をいただくこととなっていたが、お世話になっているクリニックは地震でしばらく閉院となった。1週間が過ぎたころから診療を始められたが、水道水が濁り十分な診療ができないという。次の診察日はゴールデンウイークのあとになった。前回の検査から2月ほどたってしまう。

 他にも、高血圧、尿酸値の生成を抑える薬、歯の痛みどめ、胃潰瘍の薬、など年中欠かすことのできない薬はたくさんある。切れている薬のことを思い出し、地震で少し遅くなったがゴールデンウイークの始まる前に薬をいただこうと、市内中心部に近い、内科、耳鼻咽喉科、歯科の3つのクリニックを掛持ちした。

 途中、立ち入り禁止の赤紙が張られた何軒かの崩れかけた家やビルの前を通った。瓦がずり落ちてしまった哀れな姿の熊本城の天守閣や崩れた石垣、倒れてしまった長塀を遠くから眺めることができた。地震の被害の大きさをがひしひしと感じられる。コンビニ入口のガラス戸に「がんばれ熊本」と手書きされたポスターが貼ってある。今も避難されている方々のことを思うと何かわびしさを感じる。

 日に数十回の余震は今も続いている。いつ震度6以上の余震が起こるかわからないと気象庁の発表がある。安心はできない。地震の恐怖と不安はいつまでもついて回る。くすりを飲むのも老人の仕事のひとつ。地震にかまけ飲むのを忘れることのない日が、1日も早く来るのを待っている。


この地震いつまで続く

2016-04-27 11:49:37 | 日記

 地震発生から10日が過ぎた。依然として地震活動は活発で、25日未明にも震度4の揺れを観測した。震度1以上の地震の回数は950回を超えたが、その規模や回数はやや減少しつつあり、その間にライフラインの整備も徐々に整いつつある。

 九州新幹線も今日から全線で運転を始めた。不通だった九州高速道も今月中の開通が見込まれるという。スーパーやコンビニなどの一部も店を開き、生鮮食品など一部の品を除いて、とにかく揃えることができるようになった。だが、一部地域ではいまだ水道やガスが止まっている。

 この地震、早く収束することを願うものの、気象庁は、引き続き激しい揺れを伴う恐れがあるとして警戒を呼び掛けている。今日も大きな揺れで深夜たびたび起こされた。そのたびにどうしようとあわててしまう。その怖さと不安といったらない。疲労困憊。引き続く地震に、精神的な疲れもだんだんと蓄積してくる。収束する日が待ち遠しい。

 気象庁地震火山部のまとめる最大震度別地震回数      

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  最大震度別回数                
震度 1 2 3 4 5弱 5強 6弱 6強 7 回数 累計
4月14日 12 10 6 9 1 0 1 0 1 40  
4月15日 30 51 19 10 1 0 0 1   112 152
4月16日 20 70 67 36 4 1 2 1 1 202 354
4月17日 29 70 28 11 0 0 0 0 0 138 492
4月18日 19 33 22 4 0 1 0 0 0 79 571
4月19日 24 33 20 2 1 1 0 0 0 81 652
4月20日 18 40 15 1 0 0 0 0 0 74 726
4月21日 9 26 11 2 0 0 0 0 0 48 774
4月22日 12 24 4 1 0 0 0 0 0 41 815
4月23日 14 13 1 0 0 0 0 0 0 28 843
4月24日 15 8 7 0 0 0 0 0 0 30 873
4月25日 9 14 0 1 0 0 0 0 0 24 897
4月26日 19 6 5 0 0 0 0 0 0 30 927
4月27日 18 

5 

2  0  0  0  0 0 0 25  952

 ※4月27日は午後4時までの分です。気象庁地震火山部発表からの転記。 


地震回数888、活発な活動が続く熊本地震

2016-04-25 16:35:53 | 日記

 娘夫婦のおかげで地震発生後初めての買い物ができた。新鮮な野菜や肉、飲料水も十分。昨夜の食事は〝うちの奥さま”の手料理でとても楽しい食事となった。

 いつも通りに9時過ぎにベットに入った。ベットに入ってから何度か小さな揺れはあったが、なんのその。すぐに眠りについた。ところが突然の激しい揺れで目が覚めた。時計を見ると午前1時20分。震度4の地震だった。どうすることもできない。避難しようと考えるが体は動かない。ただ、ベットの上で揺れの収まるのを待っていた。怖かった。このようなこと、地震発生以来、何度あったことだろうか。身も心も疲れてしまう。

 毎日のことだが1日に数10回の余震が続いている。熊本県と大分県で震度1以上の揺れを観測した地震の回数は、25日午後2時までに888回を数えたという。なんとなく地震の回数はやや減っている感はするが、ただ、夜発生する激しい地震には戸惑うことが多い。

 ガスや水道、電気などライフラインも十分とは言えないものの、徐々に回復の傾向にある。九州新幹線や高速道路も今月末までには復旧見込みだと発表された。

 気象庁は「地震の回数が減ったように感じられるかもしれないが、全体的には、地震の回数が比較的多い状態とやや少ない状態を繰り返しながら、大分県から熊本にかけて活発な活動が続いている。注意を要する」と発表した。まだまだ油断はできない。

 16日の震度7の本震は、熊本地方の断層帯付近で発生したとみられが、その後、北東にある阿蘇地方、由布院、別府など大分県中部に相次いで大きな地震がひろがった。熊本市の西南、八代地方にも広がっている。これらの断層帯は、地震の源、巣ともいわれる日本構造線の上にある。

 この地震が日本構造線を刺激してさらに広がると四国の伊方原発の前まで行く可能性があると専門家はいう。西南には川内原発が稼働中だ。福島の事故もよそ事ではない。

 毎日新聞の記事を引用させていただく。

 「熊本地震は、この国が「地震大国」であることを改めて知らしめた。続発する揺れによる被害拡大と併せて心配されるのが、原子力発電所への影響だ。一連の震源域の近くには、全国で唯一稼働している九州電力の川内(せんだい)原発(鹿児島県)と、海を挟んで四国電力の伊方原発(愛媛県伊方町)がある。原子力規制委員会は川内原発の運転を止めず、その他の原発でも再稼働に向けた準備が進んでいる。このまま立ち止まらなくてもいいのだろうか。」

 事故が起こってからでは遅すぎる。関係機関に、ご一考をおねがいしたい。

 


熊本地震、余震の数は850回を超えた

2016-04-24 16:27:31 | 日記

 雨が降りつづいている。揺れの大きな地震が絶えまなく今も続いている。避難所で避難されている方のことが気になってしようがない。行方不明者の捜索も土砂災害の恐れもあり、困難を極めているようだ。

 午前4時過ぎに家が大きく揺れた。熊本地方に震度4の地震があったとテレビに出た。

 14日に発生した最初の地震からの震度1以上の地震は850回を超えたという。NHKテレビでは震度1以上の地震が発生すると、間をおかず発生のニュースを流していたが、あまりにも多発する地震に手を焼いたのか、震度3以上の地震だけの発表に変更となったようだ。

 地震活動は今も活発で、震度5以上の地震がいつどこで起きてもおかしくないと、警戒を呼び掛けている。ところがこれほどたくさんの地震が引き続くと感性が鈍くなってくる。慣れというのだろうか。強い揺れが来ても、ああ、またかという気になりその場で過ごすことがある。震度1や2、さらには3になっても悠然としていることがある。考えるとこれほど怖いことはない。

 地震発生から1週間が過ぎた。近隣のみなさまのご親切で、この1週間どうやら凌ぐことができた飲み水と食料品だが、我が家の冷蔵庫も日1日と寂しくなってきた。心配でならない。

 娘夫婦から買い物に連れて行くと連絡があった。娘のところから我が家までは車で15分くらいだが、なかなか迎えに来ない。いたるところで道路に亀裂や陥没があり、渋滞もあって、いつもの道とは違ったところを通ったため遅くなったそうだ。

 娘夫婦と連れ立ち市内中心部に買い物に出発。市内中心部にでるのは震災後初めてのこと。車の窓越しから初めて見る地震の被災状況には目を覆いたくなった。

 天下の名城熊本城の天守閣。震災前の面影は全くない。お城の石垣は何カ所も崩れ、重要文化財の長塀も倒れている。ホテルキャッスルの各階の壁には数え切れないほどのX字のき裂があり、玄関はしめられている。崩壊した家や倒れ掛かった家、すべての屋根瓦がずり落ちた家などが、数多くみられる。1階がつぶれたビルもある。

我が家が食器や家具が散乱した程度のわずかな被害だったことを考えると、今見る被災の状況はまさに夢のようだ。益城町や南阿蘇村の被害は知る限りもっとひどい。 

 駅近くのスーパーが、被害にあいながらも、店の一部を開いていた。新鮮な野菜や鶏肉などが並んでいる。必要な品はどうやらそこで揃えることができた。しばらくは飲み水も食料もやっと一息つける。避難されている方々には申し訳ないが、この幸せを感謝した。 

 あとはただ、これ以上大きな地震が起こらないことを願うばかりだ。


被災者に非情の雨

2016-04-22 20:10:40 | 日記

 地震発生から1週間を迎えた被災地に、大雨警報と洪水警報が出された。1時間あたりの降雨量は70㍉とある。強い風も吹いている。

 震源域では、地の下から突き上げるように強い揺れを伴う震度3前後の地震が絶えまなく続いている。余震は800回を超えようとしている。この雨、梅雨の走りであろうが、避難所の方々にとっては非情の雨だ。ご苦労が忍ばれ、お気の毒でならない。これ以上の災害が起こらないことを祈っている。

 我が家の被害は幸い軽微だったが、たくさんの友人や知人の方からメールや電話で励ましの言葉をいただいた。ありがとう。感謝、感激。新しい力がわいてくる。

 我が家の水道や電気はいち早く復旧した。ただ、水道水の濁りがひどく飲み水には大変苦労した。飲み水を求めて、わずかに開いているコンビニやスーパーを駆け回ったが、ボトル1本の水も手に入れることができなかった。嬉しいことに今朝からきれいな水が出てくる。1つだが心配が消えた。我が家のある100戸ばかりの団地の中でも水の出るのはごく一部だけ。団地の半分以上の家ではいまだ水が出ていない。老人夫婦、このたびの地震では近隣の方々に大変お世話になった。今度は我が家の水でお返ししよう。

 コンビニやスーパーも徐々に店を開いてきたが、野菜や魚介など必要な品はほとんど棚にない。遠いところでは品ぞろいのできた店もあると聞くがが、車を持たない自分には遠すぎる。日1日と我が家の冷蔵庫も寂しくなってくる。明日の土曜日。娘が車で買い物に連れて行くという。

 多分、食料品の心配もなくなることだろう。しかし、次々と起きる地震には気を緩めることができない。夜中に何度も目を覚ます。

 老人夫婦が、多くの人達の力をお借りして暮らしていることを、この地震で改めて知ることができた。