1週間前の金峰山登山(2018-11-24日のブログ)では、体力の衰えをまざまざと見せつけられた。屈辱の登山とでも言おうか。坂の途中で左足を痛め、2度も転倒。その後は、息切れしながら10㍍ばかりを進むのがやっと。足が思うように上がらない。どうやら"うちの奥さま”に支えられながら、通常は約30分で登れるところを約1時間ほどかけて、やっと頂上へたどりついた。
金峰山で、あれほど体力が衰えていたことに気付いたことは、幸いとしか言いようがない。その日から筋力を高めようと、毎朝6時半のラジオ体操を欠かさず、朝の散歩は平均して8000歩。スクワットと腕立て伏せは合わせると100回以上。
これでも少しは体力が改善したことだろうと、小春日和のきょう試走のつもりで立田山に登った。
立田山は市内中心部に近く、標高155㍍の小高い丘のような山だが、頂上から眺める市街地の景色はまた格別。山を1周するとその距離は10㎞をゆうに超える。そろりそろりと、杖はつかず細心の注意をはらいながらゆっくりと歩いたが、つまづくこともなくどうやら元気で山を1周できた。
立田山には夏の森、秋の森、冬の森、春の森と、四季それぞれの広場が設けられ、楽しい、市民の憩いの場となっている。赤い楓や黄色い葉に覆われた銀杏などの、森の景色がすっかり心を癒してくれる。
それよりもいつもと変わらず、転ぶこともなくしっかりと、山歩きができたことが嬉しくてならない。歩数計は優に1万5千歩を超えている。自信がついた。今度また金峰山に挑戦することとしよう。