九州北部の記録的大雨は、各地に大な被害をもたらした。テレビ報道では、特に米どころ、佐賀県の武雄、多久、小城、大町4市町村の大部分が浸水し、湖のようになっていた。
大町町の順天堂病院。孤立状態は解消されたものの、近くの鉄工所から流れ出た黒い油が水に浮いていて、排水もままならぬ様子。油交じりの水に浸かった稲は、多分全滅したと思われる。
被災地では、ボランティアセンターが開設され、多くのボランティアの方々が、汗を流しておられる。頭が下がる。
当地でも雨の日が続いていて、朝の散歩はできない。昼過ぎに、一瞬、晴れ間の見えた間げきを縫って、散歩した。住宅に囲まれた田圃のみどりがとても美しい。稲に穂がつき始めていた。
今回の大雨で、被災された農家の方々には、緑の田圃の風景は消えてしまったことだろう。水の怖さを改めて知った今回の大雨。被災された方々に心からの、お見舞いを申し上げたい。