冬の立田山へ久しぶりのウォーキング。気分は爽やか。枯れた芝生の上でおにぎりをいただいた。
(道の脇には落ち葉の絨毯ができている。)(赤いどうだんつつじ)
(赤いメタセコイヤ) (赤く熟れた柿)
冬の立田山へ久しぶりのウォーキング。気分は爽やか。枯れた芝生の上でおにぎりをいただいた。
(道の脇には落ち葉の絨毯ができている。)(赤いどうだんつつじ)
(赤いメタセコイヤ) (赤く熟れた柿)
78年前のきょうは、太平洋戦争開戦の日。対戦国双方にとって悲劇のはじまりだった。
当時6歳だった私、朝早く狭い4畳半の薄暗い部屋で、家族と一緒にラジオを聞いた。海軍行進曲が切れ目なく流れていた。その間に真珠湾攻撃の報道があったようだ。うっすらとした記憶が残る。
戦争は必要悪という人もいるが本当だろうか。太平洋戦争の戦没者は2200万人~2500万人と言われる。日本だけでも310万人が亡くなった。そのうち民間人は50万人。この悲惨ともいえる数字を観れば、絶対に、戦争を必要悪と認めることはできない。対戦国の米国やその連合国でも多数の死者が出た。終戦間際には広島と長崎に原爆が投下され10万人を超える多数の市民が犠牲となった。
開戦の日に、改めて戦争反対と大きな声で叫びたい。
今朝の冷え込みには震えあがった。顔を洗う水は氷のようにつめたい。きょうは二十四節季の一つ「大雪」。山の峰々は雪をかぶり、平地にも雪が降る頃といわれる。ニュースで見る北海道は大吹雪、想像もできない一面の銀世界。
今年就職した孫は横浜で一人住まいをしている。横浜で雪が積もったとニュースが出た。途端に孫が心配になる。暖房は十分だろうか。寒さで震えているのでは。と、仕事もだが要らぬ心配が重なる。
もうすぐお正月、孫もお正月には帰省してくることだろう。しばらく見ない、孫の元気な姿を早く見たいと、爺、婆の思いがつのる。
今年の言葉を反映した流行語大賞が、自国開催のワールドカップで8強入りを果たした日本代表のスローガン「ONE TEAM(ワンチーム)」と発表された。ルールも知らない「にわかファン」の私だが、発表を聞いて嬉しくなった。それにしても、連日、流行語に劣らぬ新語が政治の世界で飛び交っている。
今、市井を賑わせている「桜を見る会」。何を隠そうとしているのか、首相をはじめ、与党議員、それに官僚までが「ONE TEAM(ワンチーム)」。隠そう隠そうとする気持ちが先立ち質問を受けた官房長官はもとより官僚の答弁は、辻褄の合わないチンプンカンプンの創作新語。珍語としか言いようのない、落語にも紛う珍語の連発にはうんざり。
公文書は廃棄し電子化されれば公文書ではない。森友問題、首相夫人は「私人」と閣議決定しながら、さくらの会の推薦枠は公人。記憶にないは常とう語。資料がない。廃棄した。と多士済々。
今年の言葉を反映する流行語大賞に政治部門を設けてはいかが。思わぬ流行語に出会うかも。
何事も真実はただ一つ、隠さなくても証拠の品があれば、物事は簡単に解決する。電子化された参加者名簿か、ホテルでの宴会費の領収書を示せばよい。与党に求めるのはそのことだけ。
与党は今国会延長も予算委員会の開催も拒んでいる。三権分立の一つ、国会の権威はどこへ行った。このまま臨時国会が閉会すれば、来年の通常国会で、首相の出席する予算委員会で、集中審議を行うことが大切だろう。
寒い朝だが、日中は青空の広がる好い天気となった。久しぶりに立田自然公園までウォーキングした。
その途中、遊水公園の土手で、冬には珍しく小さな白い蝶が飛んでいた。蝶の名前は知らない。
立田山自然公園は、肥後の藩主・細川家の菩提寺泰勝寺(たいしょうじ)あとで、細川家初代藤孝(ふじたか)夫妻と二代目忠興(ただおき)とガラシャ夫人の墓など「四つ御廟」や、茶室「仰松軒(こうしょうけん)」などがあり、四季折々、茶室やお庭で茶会が催されるなど、熊本市民の憩いの場としても親しまれている。
池には十数羽の鴨がゆっくりと泳いでいる。周囲をとりまく紅葉は実に美しい。緑の木々の間からさわやかな風が吹いてくる。
苔園のコケは緑のじゅうたんを敷き詰めたよう。あまりにも静かで優雅な公園は、幽玄の世界とでもいおうか。とてもさわやかな気分につつまれた。
楽しい散歩ができた。その夜「今日の散歩は楽しかったね。次はどこ、いつと。」奥さまとの会話が弾んだ。