パナソニックは2003年11月~13年1月に製造した家庭用給湯器「エコキュート」計103万台をリコール(無償修理・部品交換)すると、今朝の新聞に載っていた。同社はエコキュートのトップメーカーで国内の4分の1が対象となる。
長年親しんできたわが家の給湯器、よる年並みには抗えず昨年2月にダウンしてしまった。年金生活者にとっては大きな痛手、給湯器なしではこの冬を乗り切れない。どうしよう。
百間石垣後ろ飛び(熊本のことば、清水寺の舞台から飛び降りると同じ意)の思いでとりあえず買い替えを決断した。
電気温水機にしようか、いつも広告で見ていたエコキュートにしようかと大いに迷い大勉強。エコキュートまだまだ値段が高い。インターネットや販売店のパンフレットを手に触れるあらゆる資料を手に、さらには家計を心配しながらの悪戦苦闘がはじまった。結論は「エコキュート」。無事にエコキュートがわが家に届いた。
リコールと知って心配になった。わが家のエコキュート大丈夫だろうか。相談窓口は25日に開かれる。早速商品番号を調べた。
多分電話はつながらないだろうと思いつつ朝1番に電話した。すぐに電話がつながった。
わが家のエコキュートはまさにリコールの対象と返事があった。設置場所など早速登録。103万台のリコールなら大変だろう。多分忘れるころに取り換えになるだろうと幾分気持ちが軽くなった。
ところが昨日(27日)電話があった。明日午後2時に取り替えに伺いますと。びっくり仰天。対応の速さにさすがはパナソニックと感心しきり。
売った商品には責任を持つ。事故が起きれば間をおかず即座に対応する。まさに商売の基本。これをチャンスに早く赤字回復お願いしますよ。
エコキュートのリコールが、しばし私を明るい気持ちにしてくれた。ありがとうございました。