台風22号から変わった低気圧が北海道付近で発達し、日本付近は冬型の気圧配置となった。東京や大阪では木枯らし1号が吹いたという。
打って変わって今日の熊本は、台風一過、突き抜けるような青空が広がる小春日和。
家の中にいても、部屋のなかまで、キンモクセイの強い芳香が漂ってくる。なにか心が癒される。
キンモクセイといえば、熊本県甲佐町麻生原居屋敷観音の境内の「麻生原のキンモクセイ」の大樹。大きさは日本一の折り紙がつけられている。樹高18m、目通りの周り約3m、 地上から4mのところで三支幹に分かれ、枝張りは東北に9m、 西方と南方に8m、北方は11mに達している。見事なものだ。訪れることができるならば、今が盛りだろうキンモクセイをもう1度、訪れてみたい。
団地の中を歩いてみた。意外と多くの家の庭に植えられたキンモクセイの多いことに気付いた。団地全体がキンモクセイの強い芳香に包まれている。
公園の柿の木には、その重さに耐えられるかのようにたくさんの実がたわわについている。多分、渋柿だろうが、少しだけでもいただいてお正月の干し柿にできないだろうかと、よからぬ思いに駆られる。
我が家の小さな庭には黄色いツワブキの花がいっぱい。ツワブキの花は食用にもなると言うが、まだいただいたことはない。