安倍総理大臣は２８日、持病の潰瘍性大腸炎の再発を理由に辞任することを表明された。総理として負の遺産（森友、加計、さくら）は残るものの、難病をかかえての約７年８カ月の在任、ご苦労様でしたと申し上げたい。
難病ではないものの、私は十二指腸潰瘍の持病持ち。発症したのは１９７０年ころ。以来、吐血と下血による貧血で、何度も入退院を繰り返した。死の淵をさまよったこともある。ただ、十二指腸潰瘍は癌にならないと聞いており、そのことを信じ、どうやらサラリーマン生活を終えることができた。
戦後間もない夏の甲子園大会で、全５試合を無失点で投げ切る大記録を打ち立てたほか、２連覇した小倉高のエース福嶋一雄さんが、２９日、８９歳で亡くなられた。病名は十二指腸癌と知って驚いた。いくつになっても癌だけはご免こうむりたいものだ。油断は禁物。
福嶋一雄さんのご冥福をお祈りし、合掌。
連日の猛暑にはうだってしまう。老いた身にとって日中は外に出ることもできない。新コロナ対策で不要不急の外出は控えるようにとある。意に沿わないが「巣ごもり」のほかない。
退屈のあまり古いDVDを引っ張り出した。何度も見たソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ主演のイタリア映画「ひまわり」。
第二次世界大戦下のイタリア。ジョバンナとアントニオは、美しいナポリの海岸で恋におち、結婚する。その後、アントニオは厳しいソ連の最前線に送られ行方不明になってしまう。ジョバンナは何年経っても戻らない夫のことを生きていると信じて疑わず、終戦後、手がかりもないままアントニオを探しに単身ソ連へ渡る。しかし、広大なひまわり畑の果てに待っていたのは思わぬ夫の姿。恋物語ではあるが、美しいひまわり畑とローマ駅で夫を見送る最後のシーン。思わず涙が流れる。
感激し感動する何度も見たい古い映画はたくさんある。「巣ごもり」中ではあるがマスクをつけてレンタル店を訪れ、DVDを探してみよう。
朝の散歩とラジオ体操が毎日の日課。いつもはラジオ体操が終わってから散歩にでかけるのだが、連日の猛暑にまいって、最近はラジオ体操の前の出発とした。今朝の散歩コースは、もやにかすむ八景水谷公園。
ハス池のハスの花、数は少なくなったが、青いハスの実がついていた。
大きな鯉(１メートル近くはあろうか)が数匹泳いでいる。池の淵に立つとえさをもらおうと寄ってくる。
猛暑の夏は続くが、秋の気配がこくこくと近づいている。桜並木には黄色い枯れ葉が落ちていた。
朝の公園は気分をやわらげ、心を癒してくれるさわやかさを持っている。
連日の猛暑にうんざり。新型コロナの感染や熱中症が怖くて外出もままならない。一昨日、昨日と2日つづけて、洪水警報が出るほどの夕立があった。だが、気温は全く下がらない。
台風８号が沖縄の西北西にあって、東シナ海を北上中。いよいよ台風の季節がやってきた。何といっても我が家は築４０年を超える木造住宅。台風のわずかな風でも大きな被害が出そうで心配でならない。
台風で瓦が何枚も吹き飛んだことがある。台風は怖い。年を取り体力の衰えも目立っこの頃では、庭の植木鉢を安全な場所に移すだけでも大変だ。腰が痛くなる。
今度の台風８号はどうやら九州を避けそうだが、これからが心配でならない。台風の来るたびに老人夫婦、今にも朽ち果てそうな古い木造住宅の屋根の下で、手を取り合って過ごす以外にないのだろうか。
そろそろ避難場所も確保しなければなるまい。
35℃を超える猛暑日が続く。球磨川の氾濫で大きな被害を受けた球磨郡や人吉市では、連日の猛暑の中、復旧作業に追われている。
ボランティアは新コロナの影響で「県内からに限られ」人手不足は否めない。テレビにに映し出された、泥土や瓦礫の中で呆然と立ちつくす人を見て、心が痛む。
熊本県人吉市では22日人吉城址に、木造平屋の応急仮設住宅15戸が完成し、入居者が鍵を受け取った。床上浸水など、県内で最多の家屋被害が出た人吉市での入居は初めて。
1日も早い、希望者全員が仮設住宅に入居できる日が来るとよい。
