毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

朝日が昇る

2013-09-30 19:05:24 | 日記


 私にとって十二指腸潰瘍は友達のようなもの。
 最初に発病したのは四十歳の時。会議中に突然意識を失い倒れこんだ。医師はコールタールのような黒い便と聞き、即座に二か月の入院を宣告した。
 それ以来、二年か三年おきに下血を繰り返し今もそれが続いている。

 時には多量の下血で酷い貧血を起こし意識を失い、三途の川の一歩手前まで行ったこともある。幸い大量の輸血でやっとこの世に引き返すことができた。 

 前回の発作は二年前の七月。街の中で倒れ緊急入院。
 内視鏡カメラで止血の大手術を受け、大量の輸血でやっと回復。今評判のピロリ菌が原因ではと、入院中にピロリ菌の除去も行われ無菌となった。

 担当のお医者さん。退院の際にもう大丈夫、でも薬だけは飲み続けてくださいと念をおされた。だが、毎日3度の薬を飲み続けるのは容易なことではない。半年もするとだんだんずるくなりとうとう薬をやめてしまった。
 天罰とはこのことか、高血圧と痛風が重なりその薬が強かった精もあろうか、とうとう19日に久しぶりの下血を見た。

 潰瘍の人は必ず、空腹になると耐えられないような痛みがあるという。しかし私には、不思議なことに痛みがない。ある日突然、下血してから潰瘍だと気づく。今回も同様、突然長年の友である潰瘍がやってきた。

 早速入院。入院中に内視鏡検査を2回、点滴を受けながらの食事はずっと3分粥。

 白壁とカーテンに囲まれた病院生活も、だんだんと回復するにつれ退屈でしようがなくなる。病棟の窓から見る外の景色はすばらしい。いつ帰れるかと写真を1枚。



 昼寝てばかりいるので夜は目がさえて眠れない。朝早くまで窓に顔を付けて外を眺めていると、左側の空が明るくなった。

 阿蘇の外輪山から朝日が昇る。始めてみる力強く素晴らしい風景、これもおまけとカメラにおさめた。

                           

 入院患者がこのようなことを。先生に叱られずほっと一安心。
 無事退院できました。


残念ブログ中断

2013-09-29 16:37:45 | 日記
  ご高齢だからと人に言われる歳になったとつくずく感じる。
 いやだ、いやだと拗ねてみる。

 自分では十分元気と信じ、また健康にも注意していると思っていたが、以前に投稿済みの高血圧と痛風に引き続いて今度は十二指腸潰瘍ときた。

 しばらく入院、やっと今日無事退院できた。幸いにも症状は軽くて済んだのが幸い。

 ブログは毎日続けるのが大切。
 よく分かっているが、少しだけ、休みが長かった。ごめんなさい。

 明日から、また投稿させていただきます。よろしくね。

福島原発汚染水どうするの

2013-09-18 14:14:48 | 日記
    台風一過、さわやかな秋晴れの日が続いている。各地で大きな被害を出した台風18号。ニュースを見る限り、東日本大震災の被災地では、大きな被害は出なかった模様。少しだけだが気分が軽くなる。

 だが、東京電力は17日、台風18号の大雨により汚染水タンク周辺のたまり水、約1130トンを放出したという。

 たまり水を簡易検査したところストロンチウムなどのベータ線は1リットルあたり3~24ベクレル。法に定める放出限度30ベクレルより低く、雨水と判断したという。

 放射線量がいくら低いといっても、環境や日常生活に与える影響が皆無といえるだろうか。大きな疑問だ。

 汚染水の処理どんなことでもよい。今も避難されている方々や漁業者に具体的な数値と納得できる対策。隠すことなく説明する義務が政府にも東電にもある。

 発表を遅らせ、隠ぺい、言い訳としか言いようもない事後の説明。東電の古い体質、早く脱却してほしい。

 放射能汚染水漏れ問題で、東京電力山下和彦フェローは13日、「今の状態はコントロールできていないとわれわれは考えている」と述べた。安倍晋三首相は、東京五輪招致演説で「完全にコントロールされている」と国際公約ともとられる発言をしている。その後「コントロール」の定義を巡り迷走しているが、どちらが正しいの。

 定義など議論は横に置いて1日も早い対策。被災者の方々も、国民の皆さんも、対策の早期実行、1日も早い復旧を願っている。

 「実行あるのみ」と思うがいかがかな。

忘れてた敬老の日

2013-09-17 16:25:15 | 日記
  熊本のまつり、秋空の下、人馬駆ける藤崎八旛宮例大祭神幸行列隋兵に気をとられ、「敬老の日」をすっかり忘れていた。


 敬老の日には、町内自治会から70歳以上の老人に記念のお茶が贈られる。お世話いただく役員さん、記念のお茶を持参されたのだろうが、祭り見物であいにくの留守。改めて今朝、届けにお出でになった。
 ご苦労様、お手数かけてすみません。

 毎日が日曜日となっても、まだまだ気持ちだけは若いと思っている。「敬老の日」はまだまだ他人事だと思っていた。

 総務省が15日に発表した高齢者推計人口によると、同日現在の65歳以上の人口は前年比3.7%(112万人)増の3186万人で、過去最多を更新した。
 総人口に占める割合も0.9ポイント上昇の25.0%と過去最高に達し、全人口の4人に1人が高齢者だ。

 敬老の日て、何だろう。
 改めて「敬老の日」を百科事典で引いてみた。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝うことを趣旨とする」とある。
 年は取ったが敬愛されるようなこと、何かあったかな。しばし過ぎし日を振り返ってみる。

 4人に1人の若者が老人を支えていく社会。その費用負担は大変だなアと。心配になる。これからいつまで「老人を敬愛し長寿を祝ってくれる」ことが出来るだろうか。

 とはいうものの、老後の生活不安は非常に強い。脱デフレ、2%のインフレ目標。アベノミクスの目指すこと、少しは理解できる。

 だが、増税と合わせ物価の上昇、その負担は高齢者にしわ寄せされる。働く人には物価が上昇しても、負担増に伴う収入が増えるかもしれない望みがある。

 でも、年金生活者の収入は絶対に増えることがない。健康保険、介護保険の個人負担は毎年増え続けている。消費税増税分は必ず持ち出しだ。マクロ経済スライドで年金は必ず減る。

 これから来るインフレにどう対処する。いかに生活費を切り詰めるか勝負のしどころ。長生きはしたくない。
 いつの間にか、できれば1日も早いピンピンころりを願う自分に気づく。

 世界一の長寿者は、南米ボリビアの男性123歳。だんだん寿命は長くなっている。昨年やっと喜寿を迎えた私だが、長生きすると仮定して123歳まであとまだ45年。

 高齢者が不安なく暮らせる政治はできないだろうか。小さな声だが、幸せな毎日をと訴えたい。





熊本秋の大祭・隋兵行列

2013-09-16 20:08:54 | 日記
  台風18号が本土に上陸、大雨を降らせ各地に甚大な被害を与えた。浸水や、土砂くずれ、和歌山では竜巻も発生した。京都の観光名所嵐山の渡月橋も浸かったという。
被災された方々の、1日も早い復旧を願い、謹んでお見舞い申し上げます。

 被災された方々には申し訳ないが、当地熊本は透き通った青空の見える好天気。熊本市民が待ちに待った藤崎神宮秋の大祭が行われた。
 祭りの最後を飾る馬追いと隋兵行列。街をあげてのおまつりは最高潮。奉納された馬は60余頭。1万8千人の勢子を引き連れその賑やかなこと。時には耳をふさぎたくなるほどの、どうかい、どうかいの掛け声と太鼓や笛の音が街中を賑ぎあわすと、やっと秋が来たなと街人に実感させる。 

 朝隋兵は朝6時に藤崎宮を出発する。市内中心街を抜け、約3キロ離れた御旅所に向かう。
 夕隋兵は午後2時にお旅所を立ち、神社に帰る。 



 町に出ることが億劫になった老人夫婦、年に1度のお祭り。思い切って隋兵見物としゃれこんだ。涼しくなってからと4時のバスで町へ。
祭り見物の人の多こと多いこと、見物するも楽ではない。やっとの思いで、少し人通りの少ない街かどを見つけてカメラを構える。

 隋兵行列がやってきた、飾り馬が跳ねている。5時を過ぎたというのにまだ21番目の飾り馬、最後に神社に帰りつく馬は何時になるのだろうと少し心配になる。3組の飾り馬を見物したが、もうくたくた。

 久しぶり、今晩の食事はお祭りだからと、ホテルのレストランでとる。これは最高。来年もお祭り見物できるだろうか。と、妻と顔を見合わせた