毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

一足早いひな祭り

2019-02-28 16:28:29 | 日記

 年を取るにつれ街に行く機会がめっきり少なくなったが、月に1度は薬をいただくために、街のクリニックに出かけることとなる。そのついでといってはなんだが、ぶらりと街を散歩するのは最大の楽しみ。

 春めいてきた明日はもう3月。市内、最大の繁華街下通りは、ひな祭りの催しで大賑わい。

 ひな祭りの衣装を着けた大勢の幼稚園児が、熊本市のイメージキャラクター「ひごまる」を取り囲み、ゆさぶっていた。園児たちの嬉しそうな顔、顔、顔。心が和んでくる。「熊もん」もご登場。カメラを向けたが人込みでうまく撮れない。

                         

 何基もの雛かざりが並んで、待ち行く人を楽しませてくれる。熊本城武将隊の皆さんも雛飾りの前でポーズ。

           

 久しぶりの外出は、楽しい1日となりました。

 

 

 


県民投票で見えた沖縄の民意

2019-02-25 08:30:03 | 日記

 小学校の国語の試験問題ではないのだが、「真摯に受け止める」にはどのような意味があるのだろうか。

 24日、沖縄県名護市辺野古沿岸部の埋め立てのぜひを問う県民投票が行われ、辺野古沿岸部の埋め立てへの反対票が、全有権者の4分の1を超えた。県民投票実現のための署名集めから条例制定と改正、そして投票。行動することによって沖縄は埋め立て反対と明確に拒否することで、重い民意を示すことができた。

 安倍首相はこれを受けて「投票の結果を真摯に受け止める」と述べたものの、投票で問われた埋め立てのぜひについては触れなかった。衆院の予算委員会では「地元の皆さまの理解を得る努力を続け、普天間飛行場の全面返還の実現に向けて全力で取り組む」と述べ、埋めたて工事は引き続き行う考えを示した。総理は、何を「真摯に受け止めるのだろう」。総理は、ただひたすら、美辞麗句を並べ、美しい辺野古の海を濁らせているだけと感じるのは私だけだろうか。

 県民投票は反対、賛成に関わらず、県民にとって苦しい判断を求めたものだった。

 普天間飛行場のある宜野湾市では反対が26439票、賛成は9643票と反対が7割超。ある住民の方が、反対すると普天間返還は遠のく。1日も早い返還を望むなら賛成だが、辺野古に移転すれば辺野古の人たちが、普天間と変わらぬ苦痛を担うこととなる。苦痛は普天間だけでよいと思い反対票を投じたと語っていた。

 この歴史的な結果を、こんどは本土に住む人たちが真摯に受け止め、自分たちに何ができるか考える番だ。


「バシュランギおじさんと小さな迷い子」

2019-02-22 10:35:11 | 日記

 随分と映画を見ていない。映画鑑賞もたまにはいいなと、熊本市内のシネマ情報を開いてみた。

 上映作品はたくさんあるがこれはと思う作品は見当たらない。いくつかの口コミをみていると、電気館で上映されているインド映画「バシュランギおじさんと小さな迷い子」がおもしろそうだ。 

 「口コミ」では「インド映画の素晴らしさがつまった作品」、「たくさん笑って泣きました」、「最後は号泣にさらに追い打ちを掛けてくる感動シーンの嵐」などとある。インド映画といえばずっと以前に見た「きっとうまくいく」だが、大変面白かった。「バシュランギおじさんと小さな迷い子」を見ることに決めた。

 パキスタンの小さな村に住む女の子シャヒーダー。幼い頃から声が出せない障害を持った彼女だが、一人インドに取り残されてしまう。そんなシャヒーダーを熱心なヒンドゥー教徒のパワンが預かる。パワンはある日、彼女がパキスタンのイスラム教徒と分かって驚愕する。歴史、宗教、経済など様々な部分で激しく対立するインドとパキスタン。 それでもシャヒーダーを母親のもとに送り届けるため、パスポートもビザもない、波乱万丈の、国境越えの2人旅がスタートする。はたしてシャヒーダーは母親のもとに帰ることができるのだろうか。

 楽しいといったらない。ハラハラドキドキの連続。まさに口コミにあった「インド映画の素晴らしさが詰まった」映画だった。上映時間は約3時間、息着く暇もなくあっという間に時が過ぎていった。

 


壱岐の思い出「春一番の塔」

2019-02-20 09:59:01 | 日記

  「春一番」が吹いた。「春一番」は冬から春に季節が移り変わる時季に初めて吹く南風。今年は昨年より5日遅かったという。この日、県内各地の気温は上がり、上天草では20℃を超える3月下旬から4月中旬なみの温かな陽気となったそうだ。

 18日に発表された気象庁の「異常天候早期警戒情報」では、2月24日以降は高温がつづくとある。どうやら寒かった冬も、「春一番」で一区切りついたようだ。

 「春一番」は春先に吹く強い南風のことをいい、いまでは気象用語や俳句の季語にもなっているが、この言葉の発祥の地は長崎県の壱岐の島。

 1859年〈安政6)東シナ海五島付近の海域で、春さきの強い南風を受けた影響で、大勢の地元漁師が遭難した。そのことがあって、海と共生する壱岐の人々に自然の怖さを忘れないようにとの思いを込めて昭和62年、博多からのフェリーが発着する郷ノ浦港入り口近くの元居公園に、船の帆をイメージした「春一番の塔」が建てられた。

 30年も前のこと、短い期間だったが転勤で1年ほど壱岐に住んだことがある。休みの日に公園近くの堤防で釣り糸をたれながら、白い「春一番の塔」を何度も見上げたものだ。出身地の熊本にいつ帰れるのだろうかと。毎年春に訪れる「春一番」は、壱岐の楽しかった生活を懐かしく思い出させてくれる。機会があればまた玄界灘の夢の浮島壱岐を訪ねてみたいものだ。

 

 

 


寂しくなった「くまもと春の植木市」

2019-02-16 10:58:06 | 日記

 少し風はつめたいものの春の陽気に誘われ、熊本駅に近い白川河川敷で開かれている「くまもと春の植木市」に出かけた。

 あす開催される”熊本城マラソン”の受付会場となっている、市内中心部の辛島公園では、1万4千人を超えるとも言われる参加予定者で大混雑。遠くは東北から参加される方もいらっしゃるようだ。

          

 植木市会場は昨年に比べ少し狭くなっている。川に向かって白川橋の右と左にあった白いテントは、右の河川敷だけとなっていて、昨年よりもその数はずっと少ない。

 会場に入ってみると、入場者はそれなりに多いようだが、なんだか全体としての活気が感じられない。

     

 出店された植木屋さんや花屋さんの数がめっきり少なくなっている。代わりといっては何だが、食べ物屋さんや古道具屋さんが目立って多い。我が家でお願いしている植木屋さんの顔は見えない。 

 四百数十年の長い歴史を持つといわれる熊本の春の風物詩「春の植木市」にも、だんだんと陰りが出てきているようだ。伝統ある植木市というより、町の小さな物産展という感じ。これからは植木やガーデンブームも去り、時の流れとはいえ、だんだんと衰退の道をたどるのではなかろうかと、少し寂しくなってくる。

 来年のことを言えば鬼が笑うというが「植木市来年はどうしよう」と、”うちの奥さまと顔を見合わせた。