「使用量がとても多くなっています」。使用量の検診に来られた方が、水道水が漏れているのではないかと、メモを置かれていった。
築40年を超える古い我が家、いたるところでメンテナンスが必要と分かっているが、漏れているならさあ大変と、早速、漏水検査を水道設備の会社にお願いした。
ところが冬を迎えたこの時季、漏水の検査や工事で水道屋さんは大忙しという。漏水の検査は1月先、検査の結果、漏水が分かったにしても工事はいつになるかわからないといわれる。
もし、1月以上も漏水が続くと月々の水道代はどうなるだろう、漏水検査と工事費は1~3万円という。工事代だってばかにならない。日々の生活にも追われる年金生活者にとっては一大事と気がめいる。
1月半以上が過ぎた昨日、工事がやっと終わった。水道管の継ぎ目がはずれ、1日あたり湯船いっぱい以上の漏水があっていたそうだ。流れ出た水は一体どのくらいの量だったのだろう。
工事が終わり契約書に署名した。契約書に「漏水分の水道料金」は、後日、返金されるように水道局に申請するとある。工事費等は別にして、わずかでも水道料が帰ってくる。少しだが、気分が楽になってきた。