年を取るにつれ外に出るのが億劫になってきた。でも、月に1度の散髪は欠かせない。寒い朝だが思い切って、散髪に出かけた。いつも思う、年を取れば髪も生えなければよいものをと。
でも、町へ出かけるとこれもまた楽しい。日頃の会話不足を補うかのように店のマターと会話が弾む。帰りには少しだが町の見物もできた。お世辞だろうが、家に帰ると”うちの奥さま”「若くなったよ」とほめてくれた。
インフルエンザが猛威を振るっている。介護老人施設では集団感染で多数の死者が出たという。全国の罹患者は123万人を超え、全国47都道府県全域で、大きな流行の発生・継続が疑われることを示す「警戒情報」が発令されている。
風邪は万病の素とあるが、高齢者にとってインフルエンザはもっと怖い。風邪は空気伝染だが、インフルエンザは接触伝染だそうだ。これまで、外出の折には咳をする人の側をできるだけ避けてきたが、接触伝染となれば少し事情が違う。年末に予防注射をしてはいるものの決して油断はできない。
家に帰るとすぐに、しっかりと手を洗った。うがいもした。インフルエンザの予防策としてはこれが最善だとある。明後日はもう2月。紅白の梅の花も開き始めた。